東京タワーを建てた事がある職人さん

昭和30年か40年代頃に、東京タワーを建てた事がある職人さん達が、村の電柱を建てたり電線を張る工事に来てたと言ってた。
東北の辺鄙な山里で、泊まれる宿も無いので、村の数軒の大きな屋敷に泊めてあげていたそうだ。
家もそのうちの一軒だった。
職人の皆さんはみんな関東や関西の人で、秋には山々の紅葉にえらく感動し、キノコの美味しさに感激していたらしい。

昨年、かつて家で世話になったという老紳士が、「この村の紅葉が忘れられないので、死ぬ前にもう一度来てみた」と数十年ぶりに訪ねて来られたが、当時を知る祖父も祖母も、数年前に他界した事を告げると非常に残念がっていた。
でも、ヤンチャ坊主だったという私の父の事を覚えていてくれて、父が仕事から帰宅後に感動の再会をしていた。
せっかくなので泊めてあげたが、近所の爺ちゃん達も集まって、その夜は当時の話に花が咲いて盛り上がっていた。
最後だと言わず来年もまた来て欲しい。

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