女性向けTENGAの冒険

3月3日に、ついに女性向けTENGAこと「iroha」が発売されました。
私はそれをブログに4回に渡り書き、最終的には実家のスキャナー使って絵までね、ドヤ顔で付けて、有終の美をね、飾りました。
やりきったよ。

で、その瞬間irohaの存在をちょっと忘れたよね。
まず実家から帰る時にね、すっかりirohaの点呼を怠った。
全員、ちゃんとバスに乗ったか確認しないで帰路についた。

結果、実家に、iroha1個置いてきてたわけです。
今の今まで、それに気がつかなかった。

そして、一週間ぶりくらいに実家に帰ったら、リビングでテレビ観ながら、お母さんが肩にiroha当ててたわけ。


もー衝撃的。
エアバックの2,3個膨らんだんじゃないってくらい衝撃。

一瞬にして、喉がカラッカラになった。


咳払いしつつ「ただいまー・・」なんて言って、お母さんの横におそるおそる座ったよね。

もう下手なことは全然言えないわけ。
場所は違えど、お母さんが今まさに横でirohaを使っちゃってんの。
信じられない。思いっきりブーンつってんの。

「肩こってんの・・?」

なるべく・・なるべく・・平静を保って聞いたよね。

「そうなのよ、こないだねー」つって、肩こりにまつわる物語を30分くらいくらって、その話の途中で、お母さんはirohaの電源を切って、もうほんと、使いこなしてるのが怖いんだけど、華麗に切って、irohaを机に置いて話を続けてるんだけど、もう私にはirohaしか見えない・・・!

おまえー!つって。
なんで、おまえ、そこにいんだ!と。
何、普通の顔してブーンじゃねぇよ、と。
事故ってるからー。
もうおまえがお母さんに使われてるとか、事故で処理されるレベルの案件だからー。


YUKIDARUMAでした。
私ったら、何でおまえを平気で実家に忘れたんだろうね。

それにしても、実家のリビングの机の上に、セルフプレジャーグッズがぁぁ・・・。
夢なら覚めてぇぇ・・・。


もう、怖すぎて、irohaに触れられないまま、上の空でお母さんと日常会話をしてると、
2階から、お父さんが降りてきたわけ。


「あれ?はいね帰ってたのか?」つって。

お、お父さん・・・と、私とお母さんとirohaが剥き身でリビングに勢揃いしてる。

で、もうね、自然にね、驚くほど自然にね、お父さんがiroha持って、

「これ、はいねのじゃないの?」つって。

も・・持ったー!!!お父さん持った-!!!

クララが立ったくらいの衝撃で思ったんですけど。
心の中で噴火するくらい思ったんですけど。
もう平静をね、保つしかないわけです。
そんなお父さんを見ちゃった限り、死んでも全力でバレるわけにはいかないのです。

お母さんも「これ、はいねが置いてったんじゃないかって思って」ってirohaと私を見比べてくるわけ。

この時点で、親がirohaを知らないってことは重々わかってて、そうそう私のー。つってね、鞄に入れちゃえば良かったんだけど、

もうね、なんつったらいいか、irohaの存在が怖すぎて、アンタッチャブルすぎて、

「え、私のじゃない」

つっちゃったのねー。

もう、irohaを「私の」っていうリスクが凄すぎて。
守りに入っちゃったわけ。

今、思えばさー、ここで果敢に攻めておけば良かった-。
攻撃が最大の防御だっつーこと忘れてた-。

したら、お母さんがすっごい得意げに
「これ、便利なのよー」
つってね、使い方を説明してきたわけ。
irohaの。

「ここのボタン長押しするとねー」なんつって。

で、「ちょっと肩に当ててみなさい」とか言われてね、
家族でirohaを、肩とかに当てあってね。


シュール。
心臓がね、いっそもげるかと思ったんですけど。
夢じゃない?って5回くらい思ったんですけど。
そんな夢のようなひとときを過ごすうちに、あまりにirohaが家族に馴染んでるもんだから、ちょっと慣れてきて、私としては、二人が寝静まったあとにでも、そっと回収すればいいかと。安易に。


いやー、まさかその日に限って、弟まで実家に帰ってくるとはねー。


まさかの全員集合ですよ。
irohaに関しては、いったん、弟が置いてったんじゃないかってことで、決着がついてたわけですが。

そこに真打ち、弟登場ですよ。

で、まあ、4人で世間話をしてるわけですけど「最近どうだ」とか「ちょっと忙しい」とか。
その、ほんの目の前にirohaがあるわけです。

弟に関しては、敏感な年なので、知ってる可能性すらある。やばい。

もう必死にアベノミクスの話とかしたよね。
全員の気を反らせたくて。
安部もよくあそこでミクスしたなー、つって。
無い引き出しをこれでもかってくらい引き出して、田原総一郎ばりに、みんなの意見を聞いた。

(今のうちに、iroha逃げてーーー!)つって。

つーか、私のこの付け焼き刃の田原にうんざりして、みんなリビングを去らないかなあと思って。
厳しい角度から、どんどん切り込んでいったよね。ミクスの?ミクさないの?つって。

なのに、みんなすげー意見持ってる。そんないっぱいどこに持ってたの、つーくらい。
で、全然去らない。
熱い思いをぶつけてくる。
隙あらば朝まで語ろうとしてくる。

お父さんなんて「子どもたちとこんな熱い話ができる日が来るとは!」なんつって、ちょっとお酒とか持ってきはじめた。

そのお酒、コップ、コップと並んで、iroha置いてあるのー。たすけてー。だいぶ目についてるー。

もう完全におかしい。
女性らしくを、新しく、とか言ってる場合じゃない。
新しすぎる。

せめてもうちょっと、どけたい。
みんなの目につかないとこへ。
GLAY以上に、ここではないどこかへと。

で、ここで私はお酒ってアイテムに注目しまして。

お父さんのコップにお酒をつぐ一連の流れを利用して、irohaをそっとすみの方に移動させた。

そぉっと。

その「そぉっと」の動きがさー、ここぞとばかりにコントのドロボウみたいな演技が出ちゃったみたいで。

私が「そぉっと」ってやってる時、全員iroha見てたのね。
もー凝視ね。凝視。


「なにそれ」つって、まず弟が言ったわけ。
あ、弟、iroha知らないんだ。と、ホッとしたのもつかの間。

「え、あんたのじゃないの?」ってことになったわけ。

誰のでもない。
っていう、急におそろしい展開になったわけ。

父「え?」 母「え?」 弟「え?」 私「え?」

みたいな変な感じになって。

「あ、私のだわ」って言いたかったけど、散々さっきirohaの使い方を、お母さんから伝授されて、
「へー、すごーい」つって大きめにリアクションしちゃった分、今更もう何も言えないわけです。

で、そんな中、弟が手にとって。
ついに、弟の手にirohaが・・・!

したら弟が何か気づいた顔で「え、これって・・」つったの。

後日確認したところ、「これって手触りチョー気持ちくない?」の意だったらしいんですけど、気づかれたー!!!って私は思ったよね。
姉のプレジャーがバレたー!!つって。

で、もうね、シィィィイィィーつって。弟に。
言わないで-!つって。

合図をね、送ったわけ。
その合図をね、何も分かってなかった弟は、独自の観点で読み取って、姉ちゃんからの親へのサプライズプレゼントのシィーだと思ったみたいで。

オーケーオーケー任せろみたいな顔で、
「ほらさー、父さんたち、昨日あれじゃん」って急に言いだしたわけ。

私は私で、弟に意味が通じてると思ったので、話を変えてくれたんだと思って。
iroha回収作戦を手伝ってくれるかと思って、「うんうん、あれあれ」つってね。

したら、「結婚記念日」って弟が言い出して。

これまたびっくりすることに、このタイミングで前日両親が結婚記念日だったわけ。

で「姉ちゃんからのプレゼント」つって、あげちゃったわけ。ぽんって。
親に。
irohaを、ええ、はい。

どこの日本に、irohaを親にあげる娘がいますかっつーの。


「え、そうなの?」って、お母さんに聞かれて、
「あ、え、うん、ああ、まあ・・え」みたいな感じで、
なんかちょっと感動的な感じになってるけど、もー、ほんと全部おかしいから。
どんどんおかしくなってく。

でも、もう、いったんね、いったんあげちゃおう。って思った。
とりあえず、今、丸く収めたい。

で、収まりつつあったのね。

したらお父さんがいきなり「一個しかないの?」って、嘘みたいなこと言いだしたわけ。
嘘みたいに。

もーこれには、何かわかんないけど、いっそ怒りすらわいて、
「ないよ!」
って声を荒げたわけ。

したら、一瞬全員シーンとなって、見かねた弟が奇跡の一言を言い出したわけ。
「じゃあ、父さんの分は俺が買うよ」って。

意味分からん!!

父さんの分なんてね!!
irohaに父さんの分なんて、この世で1個もないわ!!

って、強く強く思ったんですけど、奇跡の弟が一点の曇りもない目で「どこで買ったの」って聞いてくるわけ。

「いや・・いいよ・・私、買うよ」
「え、俺、買ってくるよ」
「いや、いいよ」
「え、なんで」
「いいってば」
「なんでなんで」
「もー買ってあるし!」

ってなったよね。おのずと。
最悪の結果が導き出されたよね。
で、うちに置いてあったもう一体の「HINAZAKURA」をね、翌日渡すことになりました。

あの、「先でつまむ」で有名なHINAZAKURAをね、まさか父に贈る日が来るなんて。
HINAZAKURAもね、びっくりしたと思う。


これでもう、やりきったと。
私はもう疲れた、と。
フランダースの犬だったら、ここでパトラッシュと横たわる感じで。
とりあえず、一週間くらいしたら、実家に忍び込んで回収しようと、目を閉じたわけです。



したら、もー今日ですよ。
お母さんから電話があって。

「あれ職場に持ってったんだけど。欲しいっていう人がいて、どこで売ってんのって聞かれたんだけどー」
つってーーーーーー!!!

irohaどこ飛び出してんのーーーー!!!

もうね、irohaの冒険が、全然終わらないわけ。
電話口の私は、とてもついていけないわけです。
「忘れた」「知らない」って言葉しか出てこないわけですよ。

したら、向こうも意地になったのか「調べる」って言いだして、私ももう限界で言ったよね。
「参りました」って。


で、夜、お母さんと待ち合わせて、ご飯食べに行って、irohaの持つ真の力について白状したよね。

もーお母さんがみるみる真っ赤になっちゃって、私も負けないくらい真っ赤になったんですけど、つーかお母さんが真っ赤っかのまま、職場でどんなにirohaがツボに効くかって力説してきた話を聞いて、途中から二人で涙がでるくらい笑いが止まらなくなってしまって、つーか、お母さんが、「実は今日も持ってったからー」つって、カバンとこからirohaのぞかしてくっから、そのたび、椅子から落ちそうなくらい笑った。


なんつーか、irohaが言うところの「寝る前にパックをするように。お風呂でトリートメントするように。」にはほど遠く、女の性ってまだまだお茶の間に駆けだしたばかりだなって思ったけど、私は確かに見たよ。
irohaがリビングのど真ん中に置かれてて、自然に家族が団らんしてるっつー未来図を。
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