びっしり

温泉地に旅行に行ったときのこと。
浴槽に入った瞬間グニャリとした感触を足に感じた。
驚いて足下を見ると、浴槽の床全体に裸の人間がぎっしり詰まっている。
思わず絶叫をあげてしまい、慌てて風呂から飛び出した。
落ち着いてもう一度見直したときにはもうなにもなかった。
裸の人達の体位は仰向けにうつ伏せ、横向きとバラバラで、まるでパズルのようにぴったりと隙間なく浴槽に詰まっていた。
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咀嚼音

昨年の夏、野郎3人で「出る」と言われている山奥の廃墟に行きました。
現場に着いたのは、午前12時過ぎだったと思います。当時、雨が降ってたのでジト~っとしたイヤな雰囲気だったのですが、廃墟自体はそんなに大きくなく、奇妙な体験もなく、何となく尻切れトンボな状態で探索は終わりました。

ただ気になったのは、俺の右となりにいた友達が、探索中にずっとガムを
「クチャクチャクチャクチャ」噛んでて、それが不快だった事です。
鼻息も荒かったように感じられました。いざ帰ろうとした時、俺はその友達に
「お前さぁ、普段から食事するときもマナー悪いよな。さっきもガムをさぁ、クチャクチャうるせーんだよな」
と苦笑混じりに注意したのですが、友達はビックリした顔つきでこう言いました。
「・・・ガムなんて噛んでないけど」

その時、後方の廃墟から、あの食べ物を咀嚼する様な音が聞こえてきたのです。
「クチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャクチャ」

俺らは速攻車に戻り、逃げ帰りました。その廃墟は、あくまでも噂なのですが、
狂った父親が一家全員を惨殺し、その死肉を燻製(くんせい)にして1年ほど
暮らしていた家だそうです。

やっちゃう?やっちゃう?

やっと声がしなくなった…
ちょっと恐怖体験報告に付き合ってくれ。ついさっきの話だ。

ベッドに横になって本読んでたんだよ、俺。
そしたらなんか子供の声すんのよ、外から。小学生くらいの甲高い声がアハハ、アハハって。

なんだようっせーなーって思って時計見たらもう日付変わってるのな。
…子どもが外で遊んでるわけない。
俺が硬直している間も、壁一枚隔てた向こうで子供の声がしてるわけよ。楽しそうに。
3人~5人?位の子供が走り廻っては、ときどき窓の下辺りで立ち止まって

「ハハ、アハハ」 「ハハハ」 「やっちゃう?やっちゃう?」 「ハハハハ」

って繰り返してんの。
俺も必死で落ち着こうとしてさ、きっと何処かの馬鹿親達が深夜にガキを外に出して遊ばせてるに違いない、非常識な!って思い込もうとしてたんだけど


「〇〇××!」


俺の名前呼びやがった。
.
ありえないんだよ。親元離れて一人暮らしでこっちには知り合いもいないし、そもそも表に表札すら出してないのに。その辺のガキが俺の名前なんて知ってる筈がない。

そうして声も出せずにじっとしてたら余計なことに気付いちまった。
さっきからあっちこっち移動してるのに、足音が全然してねえ。
声どころか、ハー、ハー、って息遣いまで聞こえてんのに足音だけ全然してねえの。

もう勘弁してくれって感じで必死で息を殺して、声がしなくなるまでずっと耐えてた。
今はもうなんにも聞こえないし、何かが動いている気配もない。

得体の知れないものに名前を呼ばれるって、気持ち悪いどころの話じゃねーな。
全身から変な汗でた。

俺の体験は以上です。付き合ってくれてありがとう。
もう今日は眠れそうにないから朝までずっと巡回してるわ。

すごく泣いてた子

娘が赤ちゃんだった時、私の祖母が亡くなった。

通夜・葬儀を通して4ヶ月だった娘はぎゃんぎゃん泣いて未だに実家の近所では

「お葬式ですごく泣いてた子」

と呼ばれてる。

幼稚園に上がった頃だったかに帰省したとき、

「おばあちゃんにご挨拶しようね」

と、仏壇の前に座らせた。
ちっちゃな手を合わせて、神妙な様子の娘に私も母も妹も、なんだか和んでニコニコしながら

「おばあちゃん、なんて言ってる? 大きくなったね、って?」

って訊いたら娘が一言、

「出て来られない、って言ってる」

闇市場で体を売った時の相場

米国
両目セット:1525ドル(約12万3000円)

頭皮:607ドル(約4万9000円)

頭蓋骨と歯セット:1200ドル(約9万7000円)

肩:500ドル(約4万円)

冠状動脈:1525ドル(約12万3000円)

心臓:11万9000ドル(約965万6000円)

肝臓:15万7000ドル(約1273万9000円)

手と肘下セット:385ドル(約3万1000円)

血液1パイント(約0.5リットル):337ドル(約2万7000円)

脾臓:508ドル(約4万1000円)

胃:508ドル(約4万1000円)

小腸:2519ドル(約20万4000円)

腎臓:26万2000ドル(約2125万9000円)

胆嚢:1219ドル(約9万8000円)

肌:10ドル(約800円)/1平方インチ

ナイアガラの滝

ナイアガラの滝は自殺者が多い。

だが
「この場所で死のう…」
と思って自殺する訳ではない。
死ぬつもりが無い人でも。
ナイアガラの滝の神秘性による謎の魔力に引き込まれて飛び下りてしまうらしい。

夜中の場合はちよっと意味が違ってくる。
複数の幽霊に引きずり込まれたり、謎の美しい女性の幽霊に呼ばれて、気づいたら飛び下りてるとかなんとか…

ナイアガラの滝の湖の底には数えきれない死体があるらしい。
水圧が凄すぎてけして浮いて来る事はないとか…

部屋

友人に聞いた話。

友人の彼女のA美さんは転職したのをきっかけに住んでいた部屋を引っ越した。

その日残業が終わった後、同僚と居酒屋で食事をして帰宅したA美さんは、部屋へ入ろうとカギを出したが

「部屋間違ったらマズイな・・」

と、考えたそうだ。

バカバカしいとは思えるが、引っ越したばかりという事も有って普段は考えない様な事を思い、ドアの上の方に有る、部屋番号を確かめようと思ったそうだ。
多少酔っていた事も有ったのかもしれない。

部屋番号は間違いなく自分の部屋だったのだが、A美さんはアパートの入口へ戻り、郵便受けを覗いて、自分宛てのチラシとか電気代の振込み用紙などを取り出してバッグに入れた。

郵便物を取出し終ったA美さんは、その場で全力でアパートから飛び出したという。

「誰か、部屋の中に居る様な気がする!」

震える声で、携帯にかかって来たA美さんに聞くと近くのコンビニに居るという。

警察へ連絡してコンビニから出るな、と伝えて友人が駆け付けるとコンビニ前にはパトカーが来て、A美さんと警官が話していた。

A美さん達と合流してアパートへ行くと、先に到着していた警官が

「空き巣のようなんだが・・・ちょっとねェ・・・」

と、何とも言えない表情で言う。

部屋へ入ってみると、恐れていた様な、メチャメチャに荒らされた様子は無いが、ただ、物凄い異臭がしたそうだ。

侵入者は、部屋へ放尿し、A美さんのベッドと下着に精液をかけていたらしい。
その状況から、A美さんが帰宅した時に、部屋に居た可能性も高いという。

「部屋のドアを見た時なんだけど・・・」

部屋番号を確かめた時、何か違和感を感じたA美さんだったが、瞬間に判ったのだという。

「用心の為、留守中も部屋の灯りは点けているのね・・・」

ドアスコープから部屋の灯りが光ってるのが、一瞬消えたのだそうだ。
中からドアスコープを覗いたので、外から見えてる部屋の灯りが顔のせいで、消えたのだ、と思ったのだそうだ。

一番怖かったのは、部屋の前から、アパートの入口へ戻る時だったという。

「こっちが気付いた事を、向こうが気付いたら・・・・」

さりげなく、郵便物を取りに行く振りをして、逃げようと思った。
出口に近い郵便受けへ行く時、ドアスコープからこっちの様子をジッと息を潜めて見ている視線を想像して、走り出したいのを堪えるのが大変だったという。
今にもドアが開いて、誰かが飛び出してくるんじゃないか・・・・

当然、そのアパートはすぐに引っ越した。

半年経った今も、犯人が捕まったという連絡は無いそうだ。

取り立て屋の末路

知り合いのヤクザから酒飲んで聞いた話。
ヤクザっても正式な組員じゃないんだけどな。

そいつは十年くらい前まで兄貴と組んで闇金の取り立てやってた。
ずいぶん非道いこともしたらしい。
町の工場を経営してた老夫婦の前で壁を蹴ってたら、そいつらが自己破産するって言い出したから、あらかじめ調べてた息子や娘の住所をしゃべって、んじゃあこいつらのとこにも行くから、こいつらの勤め先にも行くからって言ったらしい。
もともと闇金自体が違法だし、そのあたりはあんまり関係ねえからな。

それで次の日ジイさんは踏切で鉄道自殺。
バアさんは行方知れずになった。
工場や家は何重かに抵当に入ってて表の借金に取られたが、そいつと兄貴は息子らのとこを回ってどうにか金は回収した。

そいつの兄貴は墨を入れてて、それが趣味の悪いことに四谷怪談のお岩さんと伊右衛門の図柄。
もう彫ってからだいぶん経つんだが、お岩さんの目の上のはれが右の後ろ肩にあって、そこにできものができてひどく痛む。
んで医者に行くまでもないだろうってんで、そいつに小刀で切らせたんだが、そしたら血膿に混じって明らかに人の歯としか思えないものがボロッと出てきた。
それから兄貴の背中はできものだらけになって、今度は医者に行ったがやっぱり切除するたびに人の歯が出てくる。
それも虫歯の治療痕まである成人の歯で医者も相当困惑したらしい。
それでレントゲンを撮ってもなんもない。
だけど次の週になればできものができて、切れば歯のかけらが出てくる。

兄貴は入院してさんざん検査され、その過程で重い膵臓癌だかにかかってることがわかった。
んで毎度見舞いに行くたびに、ベッドの下に何かがいるから見てくれって言われて、覗いては見るんだけど何もいない。
そらそうだよな。
別に覗かなくったってベッドの下は素通しで見えるんだし、毎日掃除のおばはんが来てるんだし。

んでも兄貴はベッドの下に怖ろしいものがいて、毎日夜中に腰のあたりに噛みついてくるって言い張ってた。
あの強面の人が歯をガチガチ鳴らして怖がってたっていう。
医者は痛みや不安からくる幻覚か、特殊な薬の副作用だろうと説明したらしいけどな。
その頃にはもう歯は出なくなってたが、背中の自慢の入れ墨もできものの痕で非道い有様だったらしい。

んで病院には兄貴のかみさんや子どもも見舞いにくるんだが、そいつが姉貴から家の中で異臭がするって相談された。
兄貴の家は郊外の一軒家で都会じゃないから土地は安いが、建てたばかりの瓦屋根の立派なやつ。
それでそいつの他に2~3人で行ってみたが、確かに庭から家の中から腐臭が漂ってる。
もう鼻つままなきゃいられないくらい。
それで手分けして調べたんだが、野良犬の死体でもないかって縁の下にもぐってたやつが悲鳴をあげた。
何が見つかったかっていうと、上で書いた工場の行方不明になってたバアさんだ。
裸足の着物姿で縁の下で上を向いて、真ん中ら辺の太い柱に齧りついてた。
腐敗が進んで骨の見えてる部分もあったし、柱の脇には歯がぽろぽろこぼれてたっていう。

こう書けば兄貴の背中から出てきた歯がそれかと思う人がいるだろうが、照合して調べるなんてことはもちろんしていない。
んでこれは警察には知らせず内々に組で処分したらしい。
それはヤーの家で死体が出てきて疑われないわけがないし、家の中にはいろいろとまずい物もあったんでな。

兄貴はそれから一週間ばかりで死んだ。
最期はずっと薬で眠らされてたらしい。
・・・この話で間違いなく事実なのは取り立てでジイさんが死んだことと、バアさんが行方不明のままなこと。
そいつの兄貴が癌で死んだことだ。
歯が出てきたことやバアさんの死体が縁の下から出てきたのは嘘かもしんねえ。
しかしそいつがそんな作り話をする意味もわかんねえけども、とにかくそいつはカタギになったわけじゃあねえが、今は馬関係のわりと楽なシノギをやってる。
おめえに祟りはねえのかって聞いたら下を向いて笑いやがったな。

気ままな猫

通勤で通る小さな公園に毎朝、老いた野良猫(三毛)がいた。
俺は必ずポケットに煮干を入れて通勤するようになった。
毎朝煮干あげて、頭を撫でてから通勤した。

ある朝、冷たくなってるそいつを見つけた。
そこいらに埋めて犬とかに掘り返されても可哀想だから、会社に電話して半休をもらい、電車で4駅の俺のじいさんがやってる寺に運んだ。
あとはじいさんがそいつを骨にし、無縁仏の墓に入れてくれた。

次の日、通勤でそいつのいた公園を通り、あああいつはもういないのか…と思いながらも、いつもあいつのいたベンチのしたにポケットの煮干を置いた。
翌朝も、その翌朝も煮干を置いた。
不思議なことに、毎日置いた煮干が無くなることに気付いた。
他の野良猫が食べに来てるんだな、と思っていた。

ある日、急な残業で退社が23時をまわってしまった。
真っ暗なあの公園を通ると…あのベンチにあいつ(三毛)がいた。
ベンチのうえでちょこんと座り、後ろ足を伸ばして毛繕いしていた。
まさかと思い、見つめているとそいつはベンチの下にいき、朝俺が置いた煮干を旨そうに食べた。
そしてまたベンチに登り、前足で顔を洗う。
近寄ろうとしたとき、俺の方を見たそいつはビクッと動きを止め、なんとすうっと透明になって消えた。
呆然とベンチの下を覗いたりしたがいない。
あの鼻の横に鼻くそみたいな黒い模様のある三毛を間違うことは無いと思う。

俺が思うに猫という気ままな生き物は、死んだ後も気ままに現世や天国を行き来しているんじゃないかと。
じいさんが言ってたがちゃんと経をあげて弔ってやったから、悪い方には行ってないだろうよ、とのこと。
いい方に行ったあいつは、俺の置いた煮干を食いにたまにこっちに来てるのかも。
今でも毎朝、煮干を置いてるが、夜に見に行くのは止めておいてやってる。
猫は自由だからな。

コンタクトレンズ隠し

以前住んでいたアパートの洗面所での不思議な出来事を。

私はコンタクトレンズがないと外を歩けないほどの視力なんだが、ある時レンズを外す際にパチンと弾いてしまい、レンズは宙を舞い、棚と洗面台の隙間に落ちた(目視で確認した)。
正直「面倒だな」と思ったけど、そこに落ちた事は分かってるんだからと、棚を動かしついでに掃除もしてコンタクトを探した。一時間以上探したけど、でもどうしても見つからなかった。諦めて翌日新しいレンズを購入した。

次の日の晩、また寝る前にレンズを外してると、頭上からレンズが降ってきた。実際には私は洗面台に身をかがめていたのでどこから落ちてきたかは分からない。この段階では私は、無理があるとは思いながらも、「多分昨日なくしたと思っていたレンズは私の体のどこかに付いていて、一日経った今たまたま落ちたんだ」と解釈した。私の手元にあるレンズは三枚になった。

ところがその数日後、再びレンズを外す際にはじいてしまい、あらぬ方向へ飛んで行って紛失してしまった。
コンタクト歴10年以上の私としてはあり得ない失態だった。でも前回ラッキーだったおかげでレンズはまだ二枚残ってたので、翌日からはそれを使って過ごしていた(ちなみに両目の視力は同じ)。

ところがまた数日後、これまでと同じ方法でレンズを一つなくした。私の取り方が悪いのかも知れないけど、これまでそんな事なかったのに、とかなり落ち込み、レンズ屋にまた買いに行ったら、レンズ屋の人も呆れて、「これからはスポイトを使って取るように」と取り方の特訓をさせられた。そしてその夜慣れないスポイトでレンズを取ってる時、またなくしたはずのレンズが頭上から降ってきた。

自分は不思議な事は割と普通に受け入れる方なので、「ああ、何かがここでイタズラしてるのかな?次になくしても次の日には返してもらえるんだな」なんて楽観的に考えるようになった。だからその後また立て続けに2枚なくした時も(←これ自体あり得ない話だが)、もうレンズ屋に買いに行かず
「どうせ今夜また返してもらえるんだから」と片目だけレンズを入れて過ごした。

その晩、レンズを外していると、カチッって音がした。いつものように洗面台になくしたはずのレンズが落ちる音だった。「やっぱり!ラッキー!」
と思ってその落ちてきたレンズを見て、私は凍りついた。洗面台には確かにいつものようになくしたはずのレンズがあったが、それは真っ二つに折曲がっていた。目に入れることはできない状態だった。

ただ4回も同じ事が起きたし、真っ二つのレンズが落ちてきてからこの現象はなくなった。
なんとなく、調子に乗りすぎた自分に何者かが怒って愛想を尽かしたような、そんな悲しさを感じた。
あれから5年、もう引っ越したけど、レンズをなくすことなど一度もない。

合流

この間起こった事だが聞いて欲しい。

俺は現在福岡在住で大学に通っている。
先月の始め位に大学の友人宅のPCで怖い話を見ていたんだ。
読んでいた話の中に犬鳴絡みの話があった。
俺は何度も犬鳴には行っていたし、こんなの眉唾だよな、何て話してたら以外にも友人は喰らいついて来た。
友人は元々大学で県外から来ていたから、犬鳴には行った事も何かったらしく、ある程度知名度の高い心霊スポットだったから、興味を持ったようだった。
丁度、次の日予定は無く、軽いノリで行く事にしたんだ。

それぞれ自分の単車に乗って行き、20分程で犬鳴の旧道前の門に着いた。
俺は何度か来ていたから何ともなかったが、友人は大いにビビってくれて、何故か気分はハイテンションになった。
単車を門の前に置き、俺一人ハイテンションのまま友人を引きずるように旧トンネルに続く道を歩いた。
友人は終始ビビりっ放しで、ちょっとした物音にも奇声を上げてた。

友人を引きずる事10分、俺達は旧トンネル前に着いた。
何度も来てはいたが、何度見てもデカいブロックで封鎖された入口には圧倒される。
友人は既に半泣き気味だった。
俺がさあ入ろうかと言うと、友人は凄い勢いで嫌がった。

「入るなら一人で行け」と言い出し、頑として入ろうとはしなかった。
目も据わリ始め、こうなった友人はテコでも動かない。
そうこう言い合いをしていると、入口の方から数人の話し声がしてきた。
どうやら、他にも肝試しの人達が来たらしかった。

その中の一人が俺達を見て、「大丈夫ですか?」と声をかけて来た。
言い合ってるの見て、ケンカしてると思ったのか、仲裁に入って来たようだった。
俺がケンカじゃないと軽く事情を説明すると、五人いた中の一人が「なら僕達と入りませんか?」と言い出した。

元々興味はあった友人は考え込んでいた。
多分先程までは、興味より恐怖が勝っていたのか嫌がっていたが、人数が増えて恐怖が薄れたのか、友人はその提案に了承した。

俺達二人と提案した五人、計七人でトンネルに入る事になったが、正味な話全く怖くなくなった。
友人は既に意気投合してて、馬鹿笑いしてるし、友人をトンネルに入れたいから、
俺も了承したが、怖くなくなったら肝試しも何も無い。
俺は一気に興味が削がれた。

その後、当たり前の様に何も無く、奥まで着き、さっさとトンネルを出た。
俺達二人はもう帰ると言うと、五人はもう少しいると言い、俺達はトンネル前で別れた。
友人は行きと違い意気揚々と歩き、今日は楽しかったなどと言っていた。
ビビってたくせに。
俺達は単車に乗り、余韻というか、帰りはゆっくりと峠を下っていた。

ゆっくりと風景を楽しみながら走っていると、先を走っていた友人が急に飛ばし出した。
何事?と思いながら後を追うと、峠を抜けた所にあるコンビニに友人は入っていった。
友人は単車を降り、地面に座り込んで肩で息をしていた。
俺が「どうした?」と話しかけても、ずっと息を切らしてるだけだった。
俺はコンビニで水を買い、友人に渡し落ち着くのを待ち、そして話しを聞いた。

ここからは友人の話だ。
友人は今日の事を考えながら走っていると、一つのおかしな点に気付いたらしく考えながら走っていると、林の中で人が立ちこちらをじっと見ていて、とにかく明るい所と思いコンビニに入ったと言っていた。

俺は勘違いじゃないか?とか、ただ人がいただけじゃ?と聞いた。
犬鳴にも少ないが人は住んでるし、そんな事がそうそうあるとは思えなかったからだ。
だが友人は間違いなく人はいたと言い、そしてこう言った。
「林の下にいたんじゃない、俺達がいた道路と同じ高さで林の中にいた」
俺も今一つ要領を得なかったが、要約すると、林の中で浮くようにして、こちらを見ていたという話しだった。
「それに、門で気付いたか?俺達の単車以外、車一台もなかったの?あの五人もおかしい」
それを聞いたら、流石に気味悪くなり、俺達は飛ばすように帰った。

そして肝試しから三日程経った位に友人から連絡があった、友人宅で飲もうという話しだった。
用事も予定もなかったから、二つ返事で了解して友人宅に行った。
友人宅に着くと、友人は何かを確かめるように、外を見渡してから部屋へ上げてくれた。

友人は挙動不審で、何故か台所には伯方の塩が大量に積んであった。
明らかに挙動不審で言動もおかしかった。
もしかしてと思い、肝試しのせいかと聞いてみると、最初はごまかしていたが、無言の圧力をかけると、友人はポツポツと話し出した。

肝試しから帰り、気味悪くなった友人は盛り塩をして、寝ていたが夜中にドアをノックする音で目を覚まし、ドアスコープから覗くと、今日肝試しで会った五人がいたらしい。
友人はゾッとし、玄関から離れたが、このままではいれないと、もう一度覗くと五人の姿は無かった。
友人は急いで布団に潜り込もうと部屋に戻ると、窓にかかったカーテンに五人の影が映っていた。
友人は大声を上げ、電気を点け包丁片手にカーテンを開いたが、誰もいなかったらしい。
その日は寝れずに一晩を過ごしたそうだった。
そして、肝試しの日から毎晩同じ事が起こり耐えれなくなり、俺を呼んで気を紛らわせようと思ったそうだ。

俺はそれを開いた瞬間に帰ろうとしたが、見た事ないような顔で必死に引き止められ、断れずその日は泊まる事にした。
流石にその日は楽しむ気にはなれず、飲むだけ飲んだら、さっさと寝る事にした。
そして、その日の夜中、聞いた通りにドアをノックする音がして目を覚ました。

友人も目を覚ましたようで怯えるよういドアを凝視していた。
そうしてる間もドアをノックする音は止まず、友人のかわりにドアスコープを覗きこんだが誰もいなかった。
そうしていると友人の悲鳴が聞こえ、部屋に戻ると今度はくっきりとカーテンに映る五つの人影が見えた。
二人して大声を上げ、固ってうずくまるように朝を待った。

朝が来て、部屋を見渡すと、盛り塩が黒く変色していた。
友人に聞くと、朝になると変色しているらしかった。
実際に事を見てしまうとこれはヤバいと思い、その日の内にお祓い出来る所を探し、バイトの給料は飛んだが、お祓いをしてもらった。
友人はお祓いをしてもらい体が軽くなったと安心していた。

だが、その三日後、友人は自宅のマンションから飛び降りた。
幸い命は助かったが、後遺症で下半身不随になり、大学を辞め、地元へ戻っていった。

100回行って何もないかもしれない、でも101回目はわからない。

長文駄文ですが、最後まで読んでもらいありがとうございます。

代償

心霊スポットの話。

俺が高2の頃だから今から7年前のことになるけど地元に心霊スポットがあったんだよ。
俺の家から歩いて二百メートルくらいのところ。
でかい建物じゃなくて民家の廃墟なんだけど、住宅地からちょっと外れた崖の下にあって家の前が小さな林になってる。
家自体はどこの道路にも面してなくて林からは細い私道を通らないと行けない。
昼でも暗くてちょっと薄気味の悪いとこではあるけど、地元ではそんなに幽霊の噂とかはなかった。

俺も中学生の頃に壊れた玄関から当時の悪友と何回か入ったことがあるけど、2階建てで部屋数は6つくらいだったな。
家財道具がけっこう残ってて、壁には十数年前のカレンダーが貼ってあるし、何かの領収書類や雑誌がほこりのたまった床に散乱してる。
仏間もあって、仏壇には位牌も残ってたし、鴨居には和服のじいさんの白黒写真もある。
夜なら相当気味が悪いだろう。

ここがコンビニで夏に売る心霊DVDで一家心中の家として紹介された。
もちろん住所なんかはぼかして書いてるんだが、内部の写真とか見れば間違いなくその廃墟なんだよ。
親父に聞いたところ、その家の人らは借金で夜逃げをしたんで、少なくともここでは心中の事実はないはずだと言ってた。

んでDVDで紹介されてから、ちらほらと夜に見に来るやつらが現れだした。
何でわかるかというと、その家の前の林の中にときどき派手な車が停まったりしてるし、それに夜中に懐中電灯の光が見えたりうるさい話し声も聞こえてくるから、町内会で問題になってその家の取り壊しを権利者に掛け合おうかみたいな話になってた。

部活の帰りに当時の友人と土手の自転車道を走ってたら、河原にマネキンの首が落ちてるのを見つけた。
けっこうゴミの不法投棄があるところで、そういうものの一つなんだろうけど、珍しいんで自転車を止めて見に降りたら長い髪つきの女のマネキンの頭部で、たぶん昔の美容院なんかにある発砲スチロールのやつ。
これを見て友人が「これ使って、あの廃墟で探険に来る奴らを脅かさないか」と、突飛なことを言い出した。

今にして思えば馬鹿なことをしたと思うけども、当時はそのアイデアにわくわくした。
んで、心霊スポット探索に来るやつは土曜の夜が多いからってんで、金曜の午後部活をさぼって廃墟の横の庭に行って準備をした。
まずそのマネキン頭部に赤黒い絵の具をかける。
釣糸を玄関前の繁みから二階の窓に渡し、マネキンの頭部にフックを差し込んで糸に通す。
さらにマネキンには別の糸をつけて、それを家の横から引っ張ると、繁みからマネキンの頭部が飛び出して糸を駆け上っていき、二階のガラスの全部落ちた窓に飛び込むように工夫した。

マネキンが飛び出して上に登っていくまでは簡単だったが、窓には2回に1回程度しか飛び込まなかった。
家の中から引っ張ればうまくいくんだろうが、それだとやっぱり怖いし、探険にきた奴らとケンカになってもマズイだろうと思ってそこは妥協した。
家の横から引っ張って、それに気づいたやつが驚いたら塀の内側を通って逃げて帰る手はずにした。
で、仕掛けはそのままにしてひとまず帰った。

土曜の夕方に友人が俺の家に来て、部屋でゲームとかしながら夜を待ったんだけど、なんとなく二人とも気持ちが萎えてきた。
やっぱり怖いのもあるし、それよりも誰も人が来ないつー結末になるのが嫌だなと思い始めたんだな。
友人は俺の家に泊まることにしてたんで夕食を食って、それでも9時には家を出て懐中電灯を持って廃墟に向かった。
これから10時まで待って、誰も来なかったらあとやめて帰ろうつーことにした。

で、廃墟についたら仕掛けはそのままになってた。
うまく動くか試してみようという話もしたけど、窓に飛び込むと取りに入らなくちゃならないんでやめにした。
季節は10月で、ここらは街灯が林の手前の道にあるだけで、懐中電灯を消すとほぼ暗闇。
虫があまりいないのをいいことに、家の横のたぶん風呂場の窓とブロック塀の間の狭い場所に座って友人とタバコを吸ったりしながら待ってた。

9時40分頃になって、そしたら来たんだなあ探険のやつらが。車は一台だけでライトを点けたまま林の入り口に停まった。
声だけ聞こえてくるんだけどどうやら男二人、女二人という感じ。
車で来てるんだから俺らより年上だろう。
なるべく引きつけて玄関の前まで来たら引っ張ろう。
で、悲鳴があがったらこっそり逃げ出す。
また気持ちがわくわくしてきた。
その頃には目が闇に慣れていて友人の顔もうっすらと見えるが、どうやらこいつも同じ気持ちのよう。

探険のやつらはかなりうるさく喋り合ってるようで、俺らは怖いという気持ちはなかった。
塀の内側に入ったらしく、懐中電灯の光の筋が横に走るのが見えてくる。
玄関前に来た感じがしたので、友人が思いっきり釣糸を引っ張った。
「ぎゃー」「うぎゃー 首、首、首」どっちも女の声。
「嘘だろー おい待てよ おい」という男の声、ダダダダッと何人かが走って逃げていく音。
やった、と思った。
そして友人が先頭になってそろそろと庭を抜けて裏口に回った。

裏は生垣になっててそこを飛び越えるとすぐ山なんで、もう一度塀の外側を回って廃墟の前に出てから家に戻る。
俺も友人も満面の笑みで大声で笑い出したいのをこらえている。
玄関の横まできたら停まっていた車が勢いよく発進して行った。
俺と友人は大爆笑してハイタッチ。
家の正面に立って懐中電灯で照らすと、マネキンはうまく二階の窓に飛び込んだ様子。

さて帰ろうかとしたら、真っ暗な窓から白い細い手が出て、俺らの足元にぽーんとマネキンの頭部を投げてよこした。
それはマネキンの軽さではなくドジッという重い音を立てて落ち、地面の上でぐるんと向きを変えると両目を開いた。
それからどうやって家まで帰ったか覚えていない。
ものすごく息を切らしていて、俺の家族からは変に思われた。
その夜から俺らは二人そろって熱を出し、家族が迎えに来た友人は翌日入院までした。
 
しばらく経ってから、昼にこの話をした別の友人ら数人と見に行ったら、家の前に俺らが拾ったマネキンの頭部が泥まみれになって転がってるだけで、そいつらには作り話だろうと言われた。
その後俺は特に霊障らしいものはない。

ただ入院した友人は大学のときに聞いたことのない難病にかかって入退院をくり返している。

嫌な感じ

小学校の頃の話。

今でいう林間学校みたいな自然体験教室を2泊3日で行った。
宿泊場所はどこかのキャンプ場で、テントを貼ったりする体力のない年頃だったからバンガローを使うことになっていた。

でもそれが事の始まりだったのかもしれない。
夕方から鬱蒼としていた林はどんどん暗くなり、キャンプファイヤーをする7時には夏なのにもう真っ暗になっていた。
輪になってフォークダンスをしたり色々出し物をして盛り上がっていたのだが、何故か背後が気になる。
誰かかそこかしこからじっとこちらを見ているような。

キャンプファイヤーの火もだいぶ小さくなって来たので、先生たちが水ぶっかけて消火活動していた。
その間、輪になったままで待機。
その間もじっとりと、ねっとりとした嫌な感覚が背中に。
友だちに聞いてみるとやはり同じようだったらしくてビクビクしていた。

お開きになって風呂にいけ~ってことになったので、大浴場でみんなでワイワイ水かけっこなんかして遊びながら入ったんだけどその時も、ガラスで仕切られている林の中から視線を感じていた。

バンガローでやっと就寝、となった頃。
お決まりの怪談話・・・と行きたかったが、さっきの現象を皆で考えあっていた。
色々まだ怖いっていう感情の方が心中を大きく占める年頃だから、皆怖くなって寝ることにした。

夜中近くの先生の点呼、じゃない、起きていないかのチェックがそれぞれのバンガローを通過していく。
その音で皆起きだしちまった。
なんだよ怖いんじゃねーかよって言ってたんだけど寝れなくなって、仕方なく怪談話をはじめることにした。
これも最悪の決定だったな。

何話か結構持ちネタあるらしく、大した怖さではなかったが笑いながら聞いていた。
すると足音も聞こえなかったのに「寝ろ、寝ろ、寝ろ・・・」といきなりドアの前で声がした。
「ぅわぁぁぁぁぁっ!」
皆パニックになって毛布を引っ張りあげて寝たフリをした。

その声はなにかブツブツ言っているらしく、聞き取れはしないのだがバンガローの周りをウルグル回り続けているようだった。
しかし足音はしない。
何なんだよ!と隣に寝合ったやつ同士でブツブツ文句を言った。
結構な時間続いたが、もう皆の集中力もなくなり気がつくと朝になっていた。

翌朝、先生が「水道水よりも小川の水の方が綺麗だからそこで顔洗ってこいよー」っていってたから、遊び半分で顔洗ったり水飲んだりした。
浅い川だったから靴とか抜いで水かけっことかもして遊んでた。

「そろそろオリエンテーリング始めまーす」
といったその時、救急車とパトカーが数台来た。何故かはしご車も。
何だ何だ?って先生まで大騒ぎ。

小川の先の、
「滝壺から白骨死体が発見されました」という声が聞こえてきた。

ぉぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!
顔洗ったし、水までがぶがぶ飲んじゃったよー!
「なんかの成分入った水!?俺もうダメ・・・・・」
って生徒はバタバタ倒れるし女の先生は悲鳴あげてるし、そこらいったいパニック状態。

死体の成分入った水なんて生まれてはじめて飲んじゃったよ・・・・

自殺だか殺されたやつ、俺様が死んだらしっかり倍返ししてくれようぜ!
子供のピュアな思い出返せー!水・・・・・・・・

影法師

夜に電信柱とか道路標識の下に人が立ってるみたいに錯覚するときあるじゃん。
近づいてよく見えるようになったり通り過ぎるときに見えたのを振り向いて見直したら誰も居なかったりするやつ。
最近同じ県内にある長い鉄橋を夜通るときにそれがよく起きるんだけど、その回数が何か半端じゃない。

自転車で通る間に視界のそこかしこに人影が見えるんだけど、近づいてみると何にもない。
もし本当に人がいたらぶつかるのも怖いんで渡る時はずっとブレーキを握ってるんだけど、実際に人に出くわしたこともない。
ただ人の影法師みたいなのがそこら中に立ってるだけ。

自分は結構視力が悪いんで正直これだけなら錯覚で済むんだけど、今日たまたま昼間通ったらちょうど橋を渡り終えたところに花が供えてあるのを見つけてしまった。
なんかもう通りたくないけど、これからもその橋は使わざるを得ないんで個人的には洒落にならん。

温泉

俺の地元は温泉で有名な所なんだがそこに1ヶ所だけいわくつきというか絶対に入ってはいけないとされる温泉がある。
なんでも昔そこで掘削作業中に事故があったとか、まあそこで起こった話。

当時、都会の大学に通ってた俺は某県の田舎の実家に帰り、集落に残って農家を継いでいたAと地元の大学に進み同じく帰省していたBと再会した。
小学校時代から幼馴染だった俺らは、20歳を超えて始めて会うこともあり酒も入って夜中まで騒ぎまくってた。

午前2時を回り流石にトーンダウンしそろそろ解散するかと言い始めた頃、突然俺の頭の中に例の温泉のことが思い浮かんだ。
なぜだかは分からない。

小学生の頃にAの言いだしっぺで1度だけ近くまで3人でその温泉の近くまで行ったことはあった。
入ろうとしたところを、たまたま山道をトラックで降りてきてたおっさんに見つかって怒鳴られたんだがその場でトラックに乗せられ「あそこは入っちゃいかんだろうと親から教わらなかったか!」と何度も怒鳴られ、山を降りると電話で親を呼ばれお袋が引き取りに来た。
お袋が迎えに来て勿論家に帰っても親父と一緒に散々叱られるんだが、どうしても納得できなかった俺はその晩寝る時にお袋に「大人になったら入ってもいいの?」と聞いた。
お袋は「あんたが大学に行くくらい大きくなったらね」とだけ言った。
勿論寝る前に発した冗談だったのだろうが、その一言を俺はなぜか忘れることが出来なかった。

なぜかあの温泉に行きたくなった。あのお袋の一言を信じるわけではないが、また3人で昔みたいに冒険したくなった。
帰り際2人にその話をぶっちゃけると意外にも承諾してくれた。2人とも昔みたいにみんなで冒険したいのだとw
しかもAによれば今は昔ほどタブーな地ではなくなってるらしく、周囲の山道が整備されたのか1年に数回は勘違いした観光客が温泉につかるまではいかなくても足を踏み入れてしまうらしい。
勿論彼らの身には特になにも起こってない。地元の連合がしつこく電話して確認してる。
ただ今から行くのは流石に気が引けるので3日後の昼間に行くことで2人とその晩は別れた。

出発当日。
その温泉がある山に足を踏み入れた俺たち。
山道をアスファルト道に整備する過程で木を大分伐採したのか小学生の頃よりは日光が入ってくるようになっており暗さからくる怖さはだいぶ安らいでいる。
2kmほど歩くと例の温泉に入る山道が見えてきた。
山道の入り口の“この先危険、入るな”という木の立て看板を無視し、ずんずんとその山道を歩く俺たち。
○○温泉と消えかかった文字で書かれた木の看板が見えると、ついに脱衣場になるように作ったであろうスペースに到着した。
かなり昔のものだから蜘蛛の巣が張ってるわ足場は悪いわで無茶苦茶
だが肝心の温泉はちゃんと湧いており、ぎりぎり奥が見えるかどうかの透明感がある。
ただ管理されてないだけあって温度は50℃~60℃だろうか、相当熱かった。
流石に入浴するのは無理なので足湯だけで済ますことにした。

足湯でくつろいでる途中、一番この温泉の歴史、怪奇現象に詳しいAが色々と話してくれた。

その昔この町が温泉バブルに沸き、いい湯が湧き出てるとされるこの地も整備しようということ話になったこと。
整備は順調だったが、ある日掘削機器の不備による事故でかなりの死傷者が出たこと。
その後作業を再開しなんとか完成にこぎつけたものの、作業中は怪我人や体調不良になる者、怪しい人影等を見た者が多発し散々だったこと。
完成し営業を始めたはいいものの、怪奇現象が多発したこと。

・入浴してるといきなり湯の中から足を掴まれる
・いきなり作業着を着たおっさんが入ってきてそのおっさんと目があうとのぼせ気味になり失神する
・いきなりお湯の温度が上がり、湯船から出ようとするも金縛りにあったように動けず大やけどを負う
・髪を洗ってると肩に誰かの手の感覚、だが振り向くと誰もいない

結局重傷を負う人も出てきたので町が強引に閉鎖させたらしい。
だが俺たちがいる間はそのような現象も起こらず、もう事故から何十年も経ってるから祟りも薄まってきてるんだろうなあということで笑いながらその温泉を後にした。
だがその晩俺が家の風呂に入ってる時から事態はおかしくなっていく

その晩いつも通り風呂に入ってくつろいでた俺。
髪を洗おうとシャンプーを頭の上で泡立ててた時だった。
頭の上で増えていく泡に違和感を感じた。明らかに手の平の上にとったシャンプーの量に比べて泡立ちすぎなのだ。
よく泡立つシャンプーにでも変えたのかなと俺が思ってるうちに、泡は異常な速度で増えていく。
異常を認識し目をあけた瞬間、風呂中に泡立った泡が俺の顔を覆いつくしてしまった。

いざ泡に囲まれてみるが分かるが、圧迫感が凄く息が出来なくなってしまうのだ、
泡一面の中なんとかドアに手を掛けようとするも、目がやられてしまい中々手が届かない。
やっとのことで手が届いたものの今度はドアが動かない。家の風呂のドアに鍵などついてないというのに。
完全に手詰まりになり、命の危険を感じ始めた俺は必死に親父やお袋のことを叫び始めた。
そして足をばたつかせなんとか自力でもドアを開けようと試みる。

その時、誰かが俺の脚を掴みドアとは反対側の方向へ引っ張り始めた。冷たい手だ、間違いなく風呂の中に誰か他にいる。
家の風呂は俺がギリギリ横になれるくらいの広さしかないのだが、その時は長い間足を掴まれ引きずられた記憶がある。
その手の主は俺をどこに連れて行こうとしてたのか。

数秒後、叫び声を聞いて駆けつけた親父によって失神してる俺が救出された。
ただ現場を見たはずの親父によれば大量の泡なんて全くなかったし、勿論風呂の中には誰もいなかった。ただ俺がそこに失神してただけだということだった。

約1時間後、意識を取り戻した俺はこれは間違いなくあの温泉の祟りだと確信した。
すぐにAとBに連絡を取りAとは連絡がついたが、B宅に掛けるととんでもないことになっていた。
電話に出たBの妹が言うにはBが風呂で滑って転び頭を強く打ち、ドアのヘリの部分に打ちつけ意識がないのだと。
すぐに2人で病院に行き一晩中病院で過ごしたものの結局Bの意識は戻らなかった。

次の日の夜Bは死んだ
昼間には俺たちの問いかけに反応するまで回復したのだが夜になり容態が急変、そのまま亡くなった。
Aに俺の経験したことと伝えこれは間違いなく祟りだろうと伝えた。
Aは昨日の晩風呂に入る前に俺から電話が掛かってきて、助かってたが祟りだろうという認識は一致した。
しかもAはBの妹からとんでもないことを聞いていた。
Bはあの温泉に行って足湯につかった時、何者かに足を掴まれていたという。
Bは俺らを不安に思わせないよう黙っていたのだろうか。
Aと俺は強い責任を感じた。タブーではなくなっているというデマを教えてしまったA、そもそも最初に行こうと言い出した俺。
結局それで一番関係のないBを巻き込み死なせてしまったのだ。

Bの家族にこのことを伝えたらどんな顔をするだろう、Aと俺は然るべき時が来るまで黙っていようということで一致した、
しかしBの妹が誰かに吹聴したのだろうか、Bが例の温泉の祟りで死んだということは田舎のこの町に噂としてあっという間に広がっていった。
それは勿論、あの日俺が風呂で失神していたのを救出した俺の両親に耳にも入ることになった。
しつこく問い詰められた俺は、ついにあの日3人で例の温泉に行ったことを白状することになった。

すぐにAの家族、Bの家族、俺の家族と地元の温泉連合の人たちが集まることとなった
Bの母親は俺とAを白い目で見つめていた。
連合会長の爺さんに会合が始まるや否や「お前はあれほど立ち入るなと言ったのに!」と怒鳴られた。
連合の人たちから「あの温泉の怨念は弱まるどころか年々高まっており、観光客が立ち入ってしまうのもそのためだ。
立ち入った観光客は、何者かに引き寄せられるかのようにあの温泉に入ってしまったと皆話している」と聞かされた。
そしてあの温泉の名はこちらの地方の古い方言で「二度目、再び」という意味であり、祟りも2度あの温泉に立ち寄ったものに降り注ぐというのだという。
会長さんは「Bは1度目か2度目か知らないが、なにかあの温泉の霊たちにとって気分を害することをしてしまったのかもしれない」と言った。

更にお袋からもとんでもないことを聞かされた。
小さい頃俺らが温泉に入ろうとしてたまたま通りかかり俺らを連れ戻したトラックに乗ったおっさん。
あの人はてっきり地元の人だと思っていたが、お袋によればあんな人は見たことなく、当時もAとBの母親と不審に思っていたという。
そして連合の人に相談しもしやと思い例の温泉の事故によって亡くなった人の写真を見ていくと、おっさんとよく似た人物がいたのだとか。
「あの温泉に立ち入るなとわざわざ警告してくれた・・・それなのに・・・」お袋は泣き崩れた。

連合の人によればこの地からなるべく離れること、お払いされた桶を渡すからそれを風呂場だけではなく、事故の危険がある水場の近くに行く時はなるべく持ち歩くことが祟りを絶つ方法だと教わった。
俺と両親はこの地を離れる覚悟をした。

これで大体の経緯は終わりです。
Aもあの土地を離れようとしたのですが、両親から「代々農家として暮らしてきた私達もあんたも都会に出て暮らせるわけがない」と猛反発を受け結局残ることになってしまいました。
そして周りからの避けるような視線、Bを死なせてしまったことへの責任感、いろいろなものが積もっていたのでしょう。
数回その土地から離れたところでAと会ったのですが、その苦悩はよく分かりました。
自分もAだけにB死亡の事故の責任を取らせまいと、必死に励ましたのですがAは昔から悩みを自分だけで抱え込みやすいタイプなので、中々事態は進展しませんでした。
自分もAがこのままではどうにかなってしまうのではないかと思っていたのですが、ちょうど就職活動で多忙なこともあり最後の1年は結局Aとは会えずじまいでした。

Aが自殺したと連絡を受けたのはなんとか就職も決まり、もう1度Aと会おうとしようとしていた矢先のことでした。
葬式には勿論出させてもらえなかったので断片的にしか情報はありませんが、風呂の中でリストカットし死亡してたとのことでした。
その場にお払いされてた桶があったかどうかは分かりません。
ただA自身の意思で自殺という選択肢を選んだとすれば、それは最早祟りとは関係なくなってしまいます。
ただ何者かに引き寄せられるように風呂での死を選んだとしたら・・・ やはり祟りということになってしまいます。

死亡に至る経緯はどうあれ、結局自分は2人の親友を亡くしてしまいました。
この事件のきっかけを作ったのは自分です。
そしてBがそのあおりを食らった形になって死にました。そして自分だけ逃げることができる立場なのをいいことにAを放置して結局Aも死なせてしまいました、

桶のお陰か今でも周りに不可解な現象はあまり起きません。
しかし最近自分は最早○○温泉の霊よりも、AとBの2人に祟られてるような気がしてきました。
今でもあの温泉はあるのでしょうか、自分にはよく分かりません。

最後は懺悔のようになってしまいました。申し訳ありません。
これで終わりです。

なんとか亭

あまり怖くないし、文章も上手くないのですが昔の思い出を投下いたします。

転勤で札幌に住んでた頃の話。
といっても、そんなに昔ではなくある程度最近の話なんだが。
会社は札幌の中心街、札幌駅の近くにあって、夜21時くらいまで働いていた。

一人暮らしの俺は会社から自転車で15分くらいのアパートに住んでいた。
毎日会社と家との往復で特に遊ぶこともなく、働いて食べて寝ての繰り返しの日々だった。

冬は(雪が降る為)自転車通勤が無理だが、夏は毎日同じ道を通って帰っていた。
ある日のこといつものように、北に向かう一方通行の道路を自転車で走っていると暗い中、北20条くらいの十字路の左側にクリスマスの電飾のような明かりがピカピカと綺麗に光っているのを見かけた。
いままで何度もここを通っているが、見たことが無かったので、ちょっと気になって近くまで行ってみた。

そこには看板に「なんとか亭」と書いてあり、cafeかレストランか、とにかくお店だった。
時間はいつもより1時間くらい早い20時頃だったので、いつも通る時は閉店してるお店なんだなぁとその時は軽く考えた。
ちなみに「なんとか亭」というのは正式名称ではなく、「なんとか」の所には何かが入るんだがそれがどうしても思い出せない。

ちらっと外から店をのぞいてみると、少しこじんまりした雰囲気だが大きめの店内にお客さんがぽつぽつと居て、アンティーク風の雰囲気の中、店主らしき女性が料理を作っている姿が見えた。
なんかレストランかな~、仕事が早く終わった時にでも寄ってみよう!
とその時は思って帰宅した。

毎日忙しい中過ごしていると、そんなこともすっかり忘れ、またいつものような日常が始まる。
1か月後くらいにまた早く帰れる日があり、ふと「なんとか亭」の事を思い出した。
帰り道、その店を探しながら自転車に乗る。
左側にあったよな~と思いながら、十字路に差し掛かるたびに左を見るがその店はない
あれ、もっと北だったかなと思い進むが無い。
とうとう家についてしまったが、その時は見過ごしてしまったのかと思っただけだった。

次の日も早めに帰れたので、また探す。
しかし十字路があるたびに左を見ても、あのキラキラ光る電飾と看板が無い。
またもや家についてしまった。どうしても気にになった俺はネットの「食べログ」って奴でお店を調べた「なんとか亭」、、、「なんとか亭」っと・・・
その時は「なんとか」の部分は覚えていた。
すると、「なんとか亭」があった。あ~これだこれだと、住所としっかりと見て曲がる十字路も覚えた。

さらに次の日、どうしてもその店に入りたく19時半には会社を出た。
きちんと調べた十字路を曲がるとそこにはキラキラと光る電飾に「なんとか亭」と書かれた看板。
あった!と自転車を店の前に止めて店に入る。

店には先客はおらず俺だけみたいだった。
店主らしき女性が俺をテーブルまで案内する、メニューを見せてもらう。
色々な種類のコーヒーと手作りピザがオススメのようだ。
俺は本日のおすすめコーヒーと手作りピザを頼み、携帯をいじりながら料理が来るのを待つ。

するとジリリリリリリリ!!!という目覚まし時計の音のようなものが聞こえた。
それと同時に店の奥、おそらくトイレがある方から他の客が出てきて、テーブルに座る。 なんだなんだと思いながら周りを見渡すと、6,7つくらいあるテーブルには客が座っている。
さっきまで座って無かったような気がしたのに、おかしいと思って一人の客を見ると、その客の顔が黒いのだ。

黒いというのはのっぺらぼうの黒い版というのではなくて、何か穴が空いていてその奥がくらい空間のようなそんな感じ。
恐る恐る他の客の顔を見ると、みんな黒い。そしてみんな笑っているような気がしたんだ。
コーヒーが他の客に運ばれてきた。コーヒーカップを手に持ち、顔に近づけると、湯気が客の黒い顔に吸い込まれていき、顔の前でぐるぐると回り黒い顔がだんだんと普通の顔に戻ってくる。
そんな状況を見た。

俺はなんだか怖くなり、店を出ようかと考えたが、注文をして料理も食べないでお金も払わないで出て行くのは失礼だと思った。
いや、こんな状況だがその場になるとそう思ってしまうのは日本人だからなのか・・・
とにかく料理が来るのを待って、すぐに帰ろうと思った。
しばらくすると、コーヒーとピザが運ばれてきた。

その女店主の顔は普通の笑顔だったが、凄く不気味に見えた。
コーヒーを飲みほして帰ろうと思い、コーヒーカップを口に近づけた瞬間、黒いコーヒーに浮かぶ俺の顔がとんでもなく不気味に俺に笑いかけた、声も聞こえる。
「へへへええへへへえええへへへへえええ!」という声がコーヒーの黒い俺から聞こえる。
その後、コーヒーに浮かぶ俺の顔がさっきの客のように黒く穴のあいた感じになった。
そして、黒い湯気が俺の顔にまとわりつき、笑い声がさらに大きくなる「うへへへへへえええへへへ」
俺はコーヒーカップをテーブルに置き、顔をオシボリで拭くとすぐに席を立った。
すると、他のテーブルにいる客が俺の方を一斉に向いて、「へっへえへええへへへへええ」と笑っている。
黒い顔でだ。
俺は財布の中に入っていた1000円札を2、3枚レジに置き、逃げるように店を出た。

急いで家に帰り、鏡を見ると顎の左下あたりに黒いほくろの塊のようなものが出来ていた。
大体直径5cmくらいの丸いアザだ。

次の日も、その次の日も。
俺はいつものようにその道をまた通って、十字路にさしかかると左を見るのだが、そこにはあの「なんとか亭」は無い。
食べログでもう一度調べてみるが「なんとか」の部分がわからなくて調べられないでいる。
もし思いだして、もう一度調べて20時頃にあの十字路の左側に行くときっと「なんとか亭」はあるんだろうなぁと思いながら、毎日あの道を通っていた。

その後、東京に転勤になり自転車通勤ではなく電車通勤となって、黒い丸いアザは病院で診てもらった結果、あまり良くないほくろだということでレーザーで治療してもらった。

あの「なんとか亭」は実在したんだろうか・・・それとも俺の頭がおかしかったんだろうかと今でも、不思議に思っている。

注文

個人経営のコンビニで深夜アルバイトして時の話だけどさ。

深夜にタバコを買いに来た女がいて、銘柄を言われカウンターの後ろの棚からタバコを取って振り返ると女が消えているんだよね。あれ?って感じだった。
でも次の週にもその女が来てタバコを注文して、また消えたんだよ。
怖くなって、すぐ従業員控え室で防犯カメラを再生してみると・・・

俺が後ろを向いた途端、カウンターの死角に隠れて床を這いつくばりながら、いま俺がいる控え室に入っていくのが映ってたんだよ。
怖くて周りをみれず速攻で控え室から逃げたわ。

事故車

20年程前、関西のある都市の解体屋でバイトをしていた時。
今は考えられないけど、当時はバブルの終焉期で「シーマ現象」なんつって、20代そこそこの就職したての若僧でも5~600万円する高級車をローンでポコポコ買って乗り回すのが流行ってた。

で、バイトしてた解体屋に高速で事故って車体がくの字に折れ曲がった高級車が入ってきたのよ。そこでオーナー(某国人)からストックしてた同車種の解体車と俗にいう「2こ1(解体車2台を前と後ろでくっつけて1台作っちゃう・当時は適法だった)」をするよう指示があって、同僚だった某国人と一緒に作業をはじめたの。

当たり前なんだけど死亡事故を起こした車体同志なんで、切った貼ったを繰り返して何とか寸法を諸元表通りに収めて、あとは板金屋に持ち込むだけ(細かい傷やへこみを直して再塗装して中古車屋・オーナーが経営・にて販売する)になったとき。

持ち込まれて区の時に曲がった車の前は無事故で綺麗だったんで、それを前部分にして 2こ1にしてたから、4枚ある車のドアは全部、ストックしてたオカマ事故を起こして 前がグシャグシャだった車のを使ったんだ。で、板金屋に持ち込んだ次の日に板金屋から連絡があって、とにかく来てくれ、と。オーナーから指示があって俺が話を聞きに行ったの。

板金屋に着いたらすぐそこの社長が車を見てくれ、と。何かと聞いても見たらわかるって。で、何故かいつも車を置いてある駐車場じゃなくて社長の趣味の車をしまってる個別のシャッター付ガレージに連れてかれて中に入ったらシャッター閉めるし、何かされんのか、ってくらい俺もビビった。

真っ暗な中でその車のとこだけ電気ついてて、板金屋の社長に腕引っ張られて付いてったら、その2こ1の車のドアの内張りがはがされてんの。

もう判るよな。そう、ドアの内側には「細かく小さい袋に入れられた白い粉」いっぱいと
「弾が飛び出す」のがいっぱい・すべてのドアの内側にぎっしり・・・

オーナーの関係者から持ち込まれた・前がつぶれてストックされていた高級車。
その後、俺たちは話し合い「関わらない・広言しない」を約束、作業を終了した後その車は「以前から話がついていた」某国人(オーナー友人)に引き取られ関東に納車されました。
バレたら沈められてた話。

見知らぬ女

私が小学生の時に親戚の家に泊まった時。
3泊目の夜に目が覚めトイレに行くと、トイレの前で見知らぬ女の人が立ってました。
私がトイレに入りたそうな仕草をすると、その女の人はどいてくれてあっちに行ってしまいました。
その時はその女の人はまだ会ってない親戚の人かと思い、次の日の朝食でその人の話題を出そうと「昨日夜中にトイレに行こうとしたら・・・」と言ってる途中で
オバが「言っちゃ駄目ぇ!!!」と私がこれから何を言おうとしてるのか解ったかのごとく私を怒鳴りました。
他の親戚の人たちも老人もわかってるような様子でしたので、私の言うのをやめました。
朝食が終わってする事がなかったので、家中探しましたがあの女はいませんでした。
そういえばなぜ親戚の家に何日間も泊まってたのか未だにわかりません。

ご一緒に

友人は某私鉄の踏み切りの近くの交番で勤務する警官なんだけど、ひとり踏み切りで待っていると、隣から汗だくの太った男が腕を掴んできて

「ねえ 一緒に飛び込もうよ!!一緒に飛び込もう!ねっ 飛び込もうよ!」

といってグイグイと踏み切りに引きずり込もうとするそうだ、驚いて腕を振りほどくと、寂しそうな顔をしてフヒー…フヒーっと呼吸を荒げ近づいてくるんだけど電車が踏み切りを通過した途端に何故か男はミンチ状になって踏み切りの横の電柱にベチャリとへばりついて消えるらしい。

それと同じ内容の通報が20年前から毎年1~2件、交番に届けられているんだってさ。

軽く説教

二年ほど前の夏だけど、某灯台公園で仲間4人で酒飲んでた時。
俺を含めた二人が見えて、残りの一人が見えないって事があったけど、その時もやっぱり白い服を着てたな、なんだろうねアレは?
元々白い服なのか、それとも色が薄くて白く見えてるのか…

取りあえずその時は幽霊に向かって
「夏だぞ?海だぞ?出てくるなら水着で出てこんかい!」
「色気が足りん!色気が!」
「むしろ全裸希望!脱げ!脱げ!」とか言ってたら
(´・ω・`)みたいな顔になって消えて行ったが

見捨てられた家

今から20年近く前、小学生の時に田舎に預けられた時の話。

従姉妹と一緒に本家・母屋で祖父・祖母と5人で1ヶ月近く過ごしていて、毎朝のラジオ体操が楽しかったが、それ以外には畑仕事を手伝う程度しかする事も無く、先祖の墓掃除さえ楽しかった。

ある日、3つ&1つ上の従姉妹達と仲良くなった地元の子と田舎の小学校でかくれんぼをしてた時、一緒に隠れた地元の子に連れられて校舎の中に入って音楽室に隠れた時聞いた話で、校舎の裏山の中腹にある御社で毎年肝試しをしているとの情報が有り(それもちょうど当日)、かくれんぼの後従姉妹と一緒に参加したいと御願いして帰宅し祖父・祖母に参加していいか聞いたら祖父・祖母が怒った怒った。

十年程前に肝試しで女の子が1人行方不明になり、山狩りをしたが結局見つからず、結局半年ほどして少し離れた沢で半分白骨化して見つかったと。それ以降地元の者で肝試しを行う事は禁忌とされていた・誰もしないはずなのに、どこの誰に誘われたか!?と烈火の如く怒られ、半べそで教えてくれた子の特徴を言ったら祖父祖母とも顔面蒼白・・・

当時犠牲になった子の家は事件の翌年に地元部落から出て行き消息不明で、尚且つ地元小学校はとっくに閉鎖され、その話の次の日に従姉妹と一緒に行ったら、とても子供が立ち入れる状態じゃない程草木ぼうぼう・荒れ果ててました・・・

今日たまたま約15年ぶりに従姉妹と会い、話をしてて思い出し記念カキコ。
ちなみにぐぐると校舎が有った場所は森になってた。

西日本の中部以西のある村落の話。
ちなみに祖父祖母は約15年前に相次いで逝去し、本家も誰も継がず(費用が掛かるし地元産業も無い山の中なんで生活が困難)、結局先祖の墓と仏壇を処分し、菩提寺で永代供養となり終了。
私が最後に訪れたのは、祖母のお葬式があった15年程前。その頃既に本家は森に飲み込まれそうになってた。今は村落に10軒住んでるかどうかの辺鄙なところでした。
数年前、若い女性が猟奇的殺人の犠牲になったところの近く。

少し考えてました。これを書いていいのか。
でも、何か書かないといけない気がして・・・

祖母は乳癌で闘病してたのですが亡くなる2日前、私の母(末娘です)に言付けをしてたらしいのです。それは例の御社の事。
うちは代々氏子総代で、その御社の運営管理もしてたのですが、その業務を
『必ずうちの家系の女性がやらなければいけないので、お前(母)か伯母達の誰かにして欲しい』とのことです。うちは大阪なので遠いから無理と答え、姉達(伯母たち)に通夜の時に相談しても、親戚のなかでも一番近い人も難しいと返答が有り、結局お母さん(祖母)の御願いは聞けてないのよ、と先日聞きました。

で、今日の話なんですが用事でうちに来た従姉妹と話をしていた時、うちの母がそういえば、と教えてくれたのが祖母が亡くなる前日にしていた話。母だけが病院にいて御世話をしていたのですが、その時既に意識が薄れていた祖母が前触れも無く目を覚まし、母に伝えた話が
「○子(母の名前)、祟りとか呪い、憑かれるってのは払えないのよ。一旦離れても決して縁が切れる訳じゃないの。だから祀りなさい」

昔、うちの田舎で何が有ったのか。母も今残った親戚も何も知らないのよ、と。
この話をさっき従姉妹達と一緒に聞いて、書き込みました。

従姉妹はそれぞれ結婚して子供がいるので
「それやと○○子(私)しか出来るのおらんな~」
って、軽く言われてショック・・・絶対無理!

でも、祖母が逝去してから約15年・何も無いから心配は無いのでしょうか・・・
どうなんでしょう???

インテリア

もう15年くらい前の話。

当時母親が逃げて父親と暮らしていたんだけど、これがどうしようもない男で口ばかりのダメ人間だった。

その頃親子揃っての居候生活から抜け出そうって事で、坂道の半ばにある木造の古いアパートに下見に行った。
思えば何でも自分勝手に決める父親が当時高校生だった俺を、物件の下見に連れて行くなんて変だった気がする。

その部屋は入った途端に線香臭かった。
その臭いだけで怪しいと思いながら奥に入ると、部屋のど真ん中で線香を焚いていた。

その上を見上げると天井に大きな穴と、その真ん中を通る梁が見えた。

梁をよく見ると荷造りに使うようなビニールヒモのカスが、いくつか垂れたままになっていた。

もうこれだけでビニールヒモで吊ったものが想像付いたけど、あえて案内した不動産業者に聞いたら
「前の住人さんがインテリアをぶら下げてたみたいなんですけど跡が残っちゃったみたいですねー」
どう見ても前の住人さんがインテリアになってたように見えますが?

こんな部屋なのに結局住む事に。きっと格安だったんだろうと思う。
住み始めてから夕暮れの薄暗い時間になると時々その部屋にある窓の外で、頬がこけて目の下にクマがある薄気味悪い印象の男が、通り過ぎたり窓からこちらを見るようになった。

ちなみにこの窓、アパートの裏手に面していてそこはアパートを囲うコンクリ塀際のどこにも繋がっていない、人がギリギリ通れる程度の隙間。
一度様子見に通ってみたら、大きな石がたくさん転がってて、好んで通りたい場所ではなかった。

そんなものも気にせず住み続けていたある日。
その部屋に後輩たちを集める事になった。
理由はいわく付き物件での胆試し。

胆試しだから当然のようにみんな夜中まで居座る予定だった。
ところが夜が更けてきた頃に部屋の真ん中でふわりふわりと空気が揺れた。
その揺れはまるで何か吊り下げたものが揺れているようでもあった。

その中の一人が空気の揺れの中心をちらりと見てから、俺に耳打ちしてこういった。

「あそこにぶら下がってるよ・・・」

こっちは言われなくてもわかっていたので
「あまりジロジロ見ずに知らないふりしとけ」とだけ返した。

その後は一番強がってたやつがそっちを見てすぐに怯えるように帰っただけだった。
ちなみにこいつはそれ以来このアパートには一度も来た覚えがない。
その後も寝ている時にふと目を覚ますと、天井の穴が空いていたあたりから軋むようにギシギシと聞こえた。

結局、色々あってこの部屋には一年ほどしか住んでいない。

ちなみにこのアパート、現在は取り壊されて、ちょっと小ぎれいな感じのアパートに建て替えられていた。
あれは建て替えたところでどうにかなるものでもないと思う。

とりあえず格安物件を探して住むほどの貧乏にはならないほうがいい。
心霊絡みかはともかく絶対にいわくつき物件であることは間違いないので。

どんぶり飯

山の中の山盛りのどんぶり飯の話。

大学時代、登山サークルに所属していた。
田舎の大学だったので近場に登れる山がいくつかあり、そこそこの規模のサークルだった。
そのサークルの先輩に尾久(仮名)という、単位を落としまくっても山に登るサークル一の登山馬鹿の男が居た。
尾久は居るだけでうるさいような男だったが、快活な性格からサークル内でも慕うものは多かった。

ある日、尾久に奇妙な一枚の写真を見せられた。
山中、大きな岩の上に、箸がまっすぐ突き立てられた山盛りのどんぶり飯がぽつんと置いてある。
尾久にこれは一体何か?と問うと、大学から車で30分ほどの場所に有るR山で尾久が一人で登った時に撮った物だと言う。
詳しく聞くと、尾久の他に登山者は居なかった、にもかかわらずそのどんぶり飯はいま炊きたてのように湯気が立っていたと言う。
尾久は「狐か狸にでも化かされたかな?」等と言っていたが、俺は正直登山馬鹿尾久の自作自演の悪ふざけだと思っていた。

しかし、それ以降尾久がR山に登ると決まって、いく先にどんぶり飯が置かれるようになったそうだ。
これは尾久一人の時ばかりではなく、複数人で登る時でも必ず置かれているという。
このどんぶり飯の話はサークル内で有名になり、尾久はサークル内で「山に愛された馬鹿」とか呼ばれて満更でもなさそうだった。

しかし、尾久は今まで一度もそのどんぶり飯に手を付けていないと言う。
サークル内では尾久にそのどんぶり飯を食わせたらどうなるかという話で盛り上がり、一度尾久にどんぶり飯を食わせてみようということになった。
その話に尾久も乗り気で、後日尾久を中心に俺を含め5人でR山に登る事になった。
登山当日、尾久はいつもより上機嫌に見えた。

登山開始から4時間ほど経たったころ先頭の尾久が「見つけた!」と大きな声を上げた。
見ると尾久に見せられた写真の場所に、みごとにほっかほかのどんぶり飯が置かれていた。
始めてみる俺はその異様さにびびっていたが、尾久は「おー、実ははじめて見た時から食いたかったんだよねー、いただきまーす!」といいながらどんぶり飯にずかずかと近づき、どんぶり飯を口に運んでいる。

そして「うおおー!何だこれ?超うめー!マジうめー!死ぬほどうめー!」などと叫び一気に平らげてしまった。
残された殻のどんぶりには飯粒一つついていなかった。
他のメンバーは、口々に「一応正露丸用意して有るから腹痛くなったら言えよ?」とか「一口くらい食わせろよ」等と声をかけたが、尾久は飯の美味さに感動して殆ど耳に入っていないようだった。
とりあえず目的を達成したので、その日はキャンプもせずにそのまま下山して、大学のサークル室まで戻って酒盛りをした。
しかし、酒を飲むといつも饒舌になる尾久はこの日はほとんど喋らず、心ここにあらずという感じだった。
そしてそのまま俺たちはサークル室で雑魚寝をした。

しかし、翌日朝というか昼過ぎに起きると尾久と尾久の車が見当たらなかった。
4人で申し訳程度に探してみたが見つからない、携帯に連絡しても繋がらない。
結局、俺たち4人が酔いつぶれてる間に家に帰って風呂にでも入っているのだろうということにしてそのまま解散した。

二日ほど後、尾久が行方不明になったという話を聞いた。
尾久の親御さんによると、あの日から家には戻っておらず車もどこにも見当たらないという。
こうして親御さんの手によって捜索届けが出された。
尾久の車は捜索届けが出された翌日にR山の麓で発見された、尾久の登山道具も車中に置いてあったという。
R山で尾久の捜索がさんざん行われ、サークルのメンバーも協力したが尾久は今でも発見されていない。

その後、俺は大学を卒業したが趣味として登山は続けている。
R山に登るの事も度々あるのだが、その度に山全体に喧しげな尾久の気配を感じている。

しょうらいのゆめ

昨日は保育所の卒園式だった。
うちは年中児だから、卒園するわけじゃないけど。
年長組の保育士さんが初手から涙涙で、会場も貰い泣きな雰囲気だった。
そんな中で証書を受け取って、一言「しょうらいのゆめ」を言う段になって
「ぼくは大きくなったら、大スズメバチハンターになりたいです」
大スズメバチハンターワロタw

ハンター志願者は三人いた。

嫌な音

子供の時に友達の家でかくれんぼをして、古い倉みたいな物置に隠れたんだよ。そしたら・・・

「ブチッ…ブチブチ…」

と、音がするのでそっちを見ると物置の隅で赤ん坊を抱いた女が座っていて自分の髪の毛を 引き抜いているんだよ。その抜いた髪の毛を抱いている赤ん坊の口に詰めていてさ。

悲鳴をあげて物置を出て友達を呼んで戻ると、女は消えていて物置の部屋の隅に古くなって色が抜けた髪の毛が散乱していてマジで今でもトラウマになっている。

頬にキス

俺の友人から聞いた話。
福井県から石川県行く間に北潟湖という湖があって、その傍には道路があるんだが、そこが外灯とか全く無くて暗いの何のってとにかく夜に通るとスゲー不気味なんだ。
で、友人がある夜に石川から福井の実家へと帰る時に車でその道路を走った訳だが、その時に突然髪の長い女が飛び出してきて轢いてしまったらしい。
友人は「あ~!やっちまった!」と直ぐ様車を止めて女の安否を確認しに轢いた所を見に行ったらしいが、どこを見渡しても女の姿が無い…

仕方ないから携帯で警察にでも電話しようと車に戻って運転席に乗ったが、その瞬間バックミラーを見て友人は仰天。

何と先ほど轢いた女が後部座席に乗っていた!
全身ずぶ濡れで長い髪からも水滴がポタポタ落ちていて、一目見てこの世の者ではないと悟ったらしいが友人は何を思ったか
「大丈夫ですか?」とたずねてしまったとの事…
するとその女はニィ~と笑いながら
「大丈夫…ありがとう」と言って友人の頬にチュッとキスして消えてしまったという。
そして、実家に帰っている間は何も無かったらしいが、問題は石川のマンションに帰った時に起こった。

石川のマンションに帰ったその日の夜から、あの女が毎晩友人の寝室に現れ、友人の頬にキスをしてくるようになったらしい。
友人はもう恐怖に耐えきれなくなってお祓いをお願いした訳だが、その時に言われたのは
「霊を心配して優しく声をかけたのがいけない、向こうは自分を気にしてくれると勘違いして、そのまま取り憑いてしまった」との事。
それ以来女は現れなくなったがもし霊を見ても、決して優しい言葉をかけたりしないようにと友人は俺に言った。

『マッスル中西の思い出』

すこし前にテレビでよく見かけた、マッスル中西のことを覚えているでしょうか?
ガッチリ筋肉質な体型で、体操のお兄さんのような格好をしていて、ゴリラのように胸を叩きながら「ンーッ!ンーッ!ンーッ!」というネタや
「そうだね、プロテインだね」というネタでそこそこ売れていた、パッション屋良です。
そうです。パッション屋良でした。
誰だよ、マッスル中西って。

"各個撃破"を念頭において行動しなさい

中学生の頃、女子三人組にいじめられた。
不快なだけで実害は無いような嫌がらせが多かったけど、そいつらに教科書を隠されて「忘れ物をした人」として授業中に立たされたことで、我慢にも限界が来た。
母に相談しても、母は泣いたり騒いだり担任に通報したりするだけだと思ったので、父に相談することにした。父は忙しそうだったので、メモ帳に箇条書きで状況を報告し、朝渡した。

そしたら翌々日の夜、父が会社から早め(8時くらい)に帰ってきて、2人でドライブに行くことになった。
お祭りを見に行く…みたいな理由だったと思う。母は人ごみが嫌いなのでそういうのには参加しない。
父が聞いた。
「最終目標はどこなんだ」
いじめられないこと。担任が注意してちょっとの間おさまるとか、担任の目がない隙にまたやるとか、そういう担任頼りじゃなくて、二度といじめられないようになりたい。
「三人組はどういう奴だ」
A・B・Cの三人。Aがリーダーで成績もいい。Bは悪知恵が働く感じ。
Cが一番立場が弱く、AとBの言うことを聞いているだけ。
「ならC一人を叩け」
いちばん憎いのはAなのに。
「5台の戦車と、3台の戦車が戦ったら、どちらが勝つと思う」
たぶん、5台のほう。
「でも5台のほうも大きなダメージが残るだろう」
2台くらいやられそう。
「では10台の戦車と、1台の戦車が戦ったらどうなる」
10台の方が圧勝するだろうね。
「その場合、10台の方はダメージが限りなく少ない。おそらく1台もやられない。圧勝を目指しなさい。自分より弱い、戦力差のある相手を全力で叩く。"各個撃破"を念頭において行動しなさい」

それから私は休み時間中ずっとCに付きまとった。トイレまでずっと。
「なんでついてくるの!」と言われたので、
「またCさんに教科書隠されないように」と言って睨みつけた。
A・B・Cの3人で私の机を取り囲んで、私の動き一つ一つを笑ってきたときも、Cだけを睨み、Cだけ手首を思いっきり掴んでやった。Cは悲鳴をあげた。
Cは成績が悪いし、AとBに下に見られている感じがしたからか、いじめられている側である私も、C相手にはすごく強気になれた。
3人のうち、私の消しゴムを捨てるとか教科書を隠すとかの実行犯は、Cだけがやらされていたらしい。
AとBは万が一のときの内申点を気にして、成績の悪いCに危険な役をやらせていたんだと思う。
Cは、グループから抜けて隣のクラスの子とつるみ始めた。
実行役が居なくなり、モノが無くなるような実害は無くなった。
父に報告したら褒められた。
「これからも問題が起きたら"各個撃破"だぞ」と言われた。

その後、中3になりクラス替えがあって、A・B・Cはバラバラのクラスになった。
私はBと同じクラスになったけど、Bは大人数のグループに入って、いじめをしなくなった。
私とBは志望高校が同じであることがわかり、いじめた・いじめられた関係なのに、なぜか普通に"ちゃん"付けで呼び合う関係になってしまった。
別々の塾に通っていたので、○塾ではこうだよ、×塾はこうだよ、という情報交換もしていた。
Aは新しいクラスでもグループを作って誰かをいじめていたようだけど、あまり知らない。

そして受験。私とBは志望校に合格。
Aも同じ高校の合格発表に来ており、母親らしき人に肩を抱かれながら泣いていた。
BがAに声をかけようとしていたので、Bについていったら、Aに思い切り睨みつけられた。
それを見て「落ちたんだ!」と確信して、めちゃくちゃ嬉しかった。
本当はAのお母さんに向かって「はじめまして。おたくの娘さんにいじめられていた○○と申します。このたびは残念でしたね。私は合格しましたが。」とか言ってやりたかったんだけど、睨みつけてくるAの雰囲気が凄すぎて、何も言えなかった。
まあ、受かった私の姿を見せ付けられただけでも、充分気が晴れたかな。
Aが落ちて泣いてる姿をわざわざ見に行ったのが復讐です。

高校では、私とBは一度も同じクラスにならず、それぞれ友達作って好きにやっていた。
でも卒業の直前になって、Bに誘われてガストのドリンクバーで話した。
そこで、中学の頃のいじめについて謝られた。恨まれたまま音信不通になるのが怖かったのかな?
私の中では、Bについては高校受験の情報交換をしていた辺りからどうでもよくなっている。
だから「まあまあ。昔のことじゃんw」とか言って流して、普通に大学の話とかして別れた。
私が関東の大学、Bが関西の大学に進学することになって、あれから一度も会っていないけど、なぜかFacebookでは繋がっている。
AとCは何してるかわからない。
Cは幸せになっててもいいけど、Aにはできるだけ不幸になってて欲しいな。

前人未到の数値

昨日、テキサスバーガーを食し、その後、旧友と都内最強の焼肉屋にて飽食。すっかり本日の健康診断ということを忘れて、結果は中性脂肪正常値30-149に対して1050という前人未到の数値を叩きだした。マクド食べた後は献血できないという都市伝説を昨日笑っていた私は青ざめた。
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ナイア

Author:ナイア
どこかで見たことのある話を載せていきます。

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