親友

小学校は六年間同じクラス。
中学では二年間同じクラス。
高校でも一年間は同じクラス。
行く大学も一緒で学部は違えど部活は同じ。
最高にうまのあう親友がいたんだよ。
悪ぶってみせる癖があったけどな。
気が優しくてちょっと臆病でいいやつだった。

大学でなんかさ、部活の後のダベりの最中に先輩だったかなあ。
親友っているって聞いてきた人がいてな。
十四、五人はいたんだぜ、なのに俺達だけだったよ。いるって即答できたの。
聞かれた瞬間にお互いを指さしてさ、二人して笑ってたら周りまでいいなあとかさ、おまえら愛し合ってるだろとかからかわれたりさ、揃って照れたっけなあ。

社会人になって四年目か。
あいつが凄い暗い顔をして家に来た。
他愛のない話したっけ。
その後で今人生の瀬戸際になってるからって、借金を申し込まれた。
あげるつもりで渡したさ。

二度三度と来ても冷たくなんかしなかった。
就職とかってぶっちゃけ運もあるしさ、俺があいつの良い所わかってるから、きっとなんとかなるってそう信じてたんだ。
あいつの良さがわからないやつが多いのが悪いって、他人ごとなのに腹立たしくも思ってた。

四度五度と来て、段々様子のおかしさが悪化してってるのが気がかりでさ。
とうとう、心配になって家にいったんだよ。
扉の前に竹でつくった野暮ったい飾りが出てた。
アパートなのにさ。
表札がなんか大理石っぽい石に刻まれたもんを、わざわざ紙を差し込むタイプのやつを上からとりつけてた。
わけわかんなくなったよ。

家に通してもらった後、もっとびっくりしたわ。
あいつん家父祖の代から切支丹一家だったんでさ、十字架とかある分には気にもならなかったんだけど十字架のさ、下以外の棒あるだろ?
それに鈎つけたような変な飾りがところ狭しと壁にかけられてんだ。
なんか俺が小学生のころ工作でつくったような、かたちのわるい変な壷とかあるしさ。

ひょっとして、もしかして、こいつ生活苦の余り、変な宗教につけこまれたんじゃあ。
そんな疑念が浮かんできてさ。
手近な壷に触ろうとしたのよ。

「触るな!加護を奪う気か!」
凄い形相だったよ。
喧嘩だって何度もした仲だけどさ。
不貞腐れたりとかいろんな顔見せ合ったけどさ。
殺しかねないってレベルの恫喝なんて経験なかったぜ。
加護亜依が来るわけねーだろって冗談言って誤魔化したけどさ。
その後俺の一挙手一投足をじっとみてるんだよ。
こんなことあるんだな。
俺が親友だと呼んでた奴はとっくに死んでたんだよ。

「加護があるんならなんで仕事みつかってないんだよ」
「今は試練の時。神が下さり給うた選ばれた人間に与えられる苦行の最中」
「その神様ってさ選んだ人間の周りを不幸にしてまでそういうことすんのか」
「不幸だと思うやつは神に見放される」
「そっか…」

こんなやりとりであっけなく俺たちの友情は崩壊した。
俺は昔の住所録からあいつの両親に電話をかけて、あいつが変な宗教にはまってかなりやばい状況になってるって報告した。
赤の他人の俺じゃ助けてやれる範囲に限りがあるからって泣いて頼み込んだ。
カルト宗教被害支援団体がやってくるその日、俺も見に行ったよ。

悪魔とかさんざん悪態つかれちゃったぜ。
おまえが悪魔将軍だったのかとか言われてさ。
助けようとしてる人を悪魔悪魔となじるんだよ。
オウムの時俺はまだ小さかったけど、なんで人間があんなひどい事できるのかわかんなかった。
催眠術とかはやってもどうせヤラセだろうと思ってた。
こんなことってあるんだな。

おまえらも気をつけろじゃあな。
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手形

登場人物はすべて仮名にしておきますよ。

去年まで俺が住んでいたアパートはコの字の形をしている3階建てのエレベーター無しで、204号室を使っていた。
自分の玄関からは正面に201号室が見える。201号室は俺が入居してきたころにはもう空き室だった。
部屋をあまり汚したくないということもあって、俺は夜中によく玄関先で煙草を吸っていた。見つかると嫌な顔をする人もいるんで、玄関先で煙草を吸うのは大抵が夜中だった。
その日も夜中の1時ごろに一服していたんだが、正面に見える201号室の玄関横の窓になんか変なものを見つけた。
最初はただの白っぽい汚れだと思っていたんだが、近づいていってよく見ると子供の大きさくらいの手形のように見えた。

多分近所の子供が入り込んで、空き室なのをいいことに窓を汚していったんだろう。まったくやれやれ・・・と思って何気なくその汚れを指でなぞると、想像していたような感触が指になかった。その汚れは中からつけられていた。
ああ、近所の子供じゃなくて、これは清掃か何かをする人が汚したんだなと思い直して、その日は部屋に帰った。

それから数日が経って手形のことなんかすっかり忘れていたんだが、ある日また同じように煙草を吸いに玄関先に出て、ふと201号室の方を見たときにおかしなことに気が付いた。手形が大きくなっている。
いや、大きくなっているのとはちょっと違う。手を押し付けたまま力を入れて横にずらしていったような。手形が横に流れるように広がっていた。
とんでもない業者がいたもんだなぁ・・・などと思いながら思わず見入っていると、203号室の扉が開いてそこに住んでいる田中さんという男性が顔を出した。

「あ・・・」まずい、煙草を吸っているのを見られた。後ろを振り向いて携帯灰皿にぐりぐりと煙草を詰め込み、気まずさから振り返れないでいると
「ははは、いやどうぞ気にせずに」という声が後ろから聞こえてきた。「すいません・・・」と振り向くと田中さんはそーっと近寄ってきて小声で
「あれ、大きくなっていますよね?」と話しかけてきた。
「あ・・・。やっぱりそう思います?とんでもない業者がいたもんですよね。」
「業者・・・。なんですかねぇ。」
「?どういうことですか?」
「私もそう思ってこの前大家と会ったときに聞いてみたんですよ。でも、中の清掃ならとっくに終わってるって」
「え?だとしたらやっぱりいたずらですか?」
「でも、カギは全部閉まっているはずなんですよ。実際見てもらったんですけど『元からある汚れだ』ってきかなくって。大家さんもトシのせいかだいぶん見づらくなってるから」
じゃあ、なんなんだろう・・・。俺が難しい顔で考え出すと微妙な空気を察知したのか
「あ、こんな夜中に変なこと言っちゃいましたね。申し訳ない。では私はコンビニに行くので・・・」
と階段を降りて行ってしまった。

少々尋常ならざる雰囲気をその部屋から感じた俺は、友人の知り合いの佐藤さんに声をかけてみた。佐藤さんは、よく本に出てくるような「霊能者」でも「霊感がある人」でもない。
そういうことが好きで人より多くそういう類の本を読んでいたり、人より多くそういう怪しい場所によく行っている、その程度の人だった。身なりも普通だし、性格も穏やか。
変に騒ぎ立てるのも恥ずかしい気がするが、誰かには相談したい。だったら佐藤さんかな、と思っただけだった。
話を聞いた佐藤さんが早速見てみたいというので、日曜の夕方に家に連れてきてみた。あんまりマジマジとその手形を見るので誰か通ったらどうしようと気が気じゃなかった。

「これ、出ようとしたがっているみたいだよね?この部屋から。」
「出たい?」

「あくまで推測だけど」と断ってから佐藤さんは話し出した。
「何者かがこの部屋から出たがっている。今までは以前ここに住んでいる人がなんらかの処置をしていたから動くに動けなかったんじゃあるまいか。前の住人がこの部屋から出ていく時に、その処置もある程度は残していっただろうからそいつは今でも自由には動けない。でも、何かのはずみで、この窓のところにだけスキが出来てしまったんだと思う。なぜその前の住人がそれを閉じ込めたがったのか。そもそもそいつはいったい何者なのか。それはわからない。」

「じゃあ、大家さんに頼んで一緒に中に入ってみます?」と誘ったものの丁重にお断りされた。
「僕にその勇気はないな。ここ、なんか空気悪いよね。素人の僕でもそのくらいは感じるんだよ。」と言ってそそくさと階段を降りだしたので慌てて追いかけて、ここまで来てもらったお礼として外で夕ご飯をおごった。佐藤さんはその手の話題が非常に豊富で、ついつい遅くなるまで話を聞き入ってしまった。

その帰り。

ずいぶん遅くなってしまったので小走りでアパートに戻ると田中さんと一階のポストの前で会った。仕事の帰りだという。
「日曜のこんなに遅くまで大変ですね」「いやぁ、まあね・・・。」なんて話をしながら階段を一緒に上がる。夜遅く、周りがシーンとしていることもあって、201号室の方は見る気になれなかった。それは田中さんも同じようだった。二人でまっすぐ前を向きながらどうでもいい会話を2、3交わした。2階に着いて
「じゃあ」
「あ、はい」
と行って別れる。ポケットからカギを出してドアを開けようとしたが、夕方の佐藤さんの話がどうしても気になる。ちょっとだけなら見てもいいかな・・・。
等と思いゆっくり振り返ると先に田中さんの横顔が目に入った。
田中さんは大きく目を見開いて固まったまま一点を凝視していた。視線はおそらく201号室だ。
恐る恐る201号室の方に顔を向ける。何かがおかしい・・・

「開いてる」
「はい?」
「窓、開いてる」

窓に視線を移すと、確かに開いていた。
俺と田中さんが目を離せなかったのはそれだけではない。何かが出てこようとしていたからだった。
それは、当初想像していたような人のかたちをしたものではなかった。黒くて、小さくて、ぬるんとしていて・・・。
例えるなら爬虫類のようなものだった。そいつがずるずると窓の隙間から這い出てこようとしている。
まずい。こいつに見つかったらまずい。本能的に感じた。

慌ててポケットの中の鍵を探る。田中さんはもうすでに鍵を鍵穴に差し込まんとしているところだった。
引っかかってなかなかポケットの中から出てこない。思い切って手を引っ張るとそのはずみで鍵は手から離れて柵を越えて下に落ちて行ってしまった。
下に行くには階段を降りなくてはならない。そのためには201号室の方に向かう必要があった。俺にはその勇気はない。
「べちゃつ」という音に振り返るとそいつはもう窓から出てしまっていた。どうしようもなくなりその場にへたりこんだ。
田中さんが鍵を開け、扉を開いて中に入ろうとしたまさにその時。

今まで非常にゆっくりと動いていたように見えたそいつがものすごい勢いで地を這うと、扉が閉まる寸前に田中さんの部屋にするりと入っていった。
田中さんからは死角だったんだろう。そのまま「バタン!!」とドアが閉まり、ドタドタと奥の部屋に向かう足音がして、その後は静けさだけが残った。
俺はそのまましばらく動けなかった。

その後、田中さんを見かけなくなった。だからといって部屋の様子がおかしいとか、なにか奇声がするとかそういうことは全くなく、ただ単に俺とのタイミングが合わなかっただけかもしれない。
俺は佐藤さんにその事を報告しにいった。俺はどうするべきかわからなかったからだ。佐藤さんが言うには

「田中さんが選ばれたのはただ単に偶然だろう。近かったから。その程度じゃないだろうか。とりあえず君は運が良かった。
あいつが何者かはわからない。けど、その見た目を聞く限り、どう考えてもまともなものじゃない。
田中さんをどうするつもりなのか、それもわからない。今すぐなのか、ゆっくり時間をかけてなのか。とにかく、田中さんにはもう関わらない方がいいんじゃないか。
一番いいのは前の住人から話を聞くことなんだけどね・・・。」

それを聞いて大家さんに話をしてみたが、個人情報保護法云々でそういうことは話せないんだそうだ。佐藤さんは、これ以上この件に関わることをやんわりと拒否した。
その後俺は、会社からの転勤話にこれ幸いと乗っかってそのアパートを出た。もう何年も前のことだ。田中さんはまだあのアパートにいるのか、そもそもあのアパートはまだあるのか。
気にはなるが、確かめにいく気にはなれない。

苦情

2ヶ月ぐらい前にに新宿駅の南口であった話。
見てた人いるんじゃないかな、人だかり出来てたし。新宿に用事があって、お昼ぐらいに新宿に出かけたんだ。
南口から出たほうが目的地近かったから。新宿に着いたらホームから階段上がってったらベビーカー押した母親と息子がいたのね、んで息子みたいなのが泣いてたの。それをなだめる母親。
よくみる光景だなーとか思いながら、ちょっと見てたら若い(20代)女の人がスタスタその親子に近づいてったんだ。あ、なだめるのかなーって思ってた次の瞬間に

「ヴオオオオオオオオ!!!!」
って もう本当にホラー映画で悪霊にとり憑かれた人が出すみたいな声が構内に響き渡った。

え?え?ってなってたら また
「ヴオオオオオオオ!!!」って

そこで気付いたんだけど あの女の人が泣いてる男の子に向かって奇声あげてた。
それでも状況つかめなくてぼーぜんと見てたら、男の子怖すぎて走って逃げたんだ。
そしたら女の人追いかける、全速力で、でも捕まえるとかじゃなくて距離縮まったら叫ぶみたいな、本当怖かった。

男の子母親にしがみついてわんわん泣いてる。母親も泣きながら「やめてください!!何するんですか!!」とか言って

そしたら女の人が「うるせーんだよそのガキ!!!」
とか怒鳴り散らした次の瞬間いきなり踊り始めた。

でもその踊りもおかしくて なんか見てて恐怖を覚える踊り。普通の人間が出来る踊りじゃなかった。
歌ってたけど言葉も理解不能。

ここで50代ぐらいのおじさんが止めろ!って女の人羽交い絞め。
女の人は構内に響き渡るぐらいの奇声をずっとあげてた。

俺もここでやっと冷静になれて周り見渡してみたら、もう皆ぼーぜん。
目の前の現実が理解できないと人間ってこうなるんだって思った、今思えば助けに行けばよかったって思うけど絶対に無理だった。
怖すぎた。理解できなくて。

結局怖くなってその後はすぐ改札抜けちゃいました。見てた人いないかなあ。

自販機でジュース買ってたら

昨日原付で鍵つけっぱで原付降りて自販機でジュース買ってたら2人組の男に盗まれた!
急いで追いかけたら『ばーかwww』って笑いながら逃げられた。
即効警察に行って、自宅に帰ったら携帯に警察から電話がきた。

『さっき信号無視して2ケツしてる原付を白バイが捕まえたらあなたのバイクでした。』

馬鹿だこいつ、しかも近所の大学の4年生ww
明日謝りに来たいと言ってるらしい、こんでいいよ。
土下座したって被害届取り下げないから。
就職決まってるらしいねw 取り消されとけよ。

カップラーメンの食べ方心理テスト

~カップラーメンの食べ方心理テスト~

アナタは今、カップラーメンを食べようとしています。
さて、フタは最後まで剥がしますか? それともちょっと残して食べますか?









それでは答えを発表します。

フタを残して食べるアナタは、ちょっぴり恥ずかしがり屋さん。

だからこそ、人の気持ちを尊重できる、優しい心の持ち主です。
周りにいる人も、アナタが心を解放してくれる事を望んでいる筈。
思い切ってその心のフタを外してみませんか?(笑)




フタを全て剥がしてから食べるアナタ

ゴキブリ以下のクズです。
何故アナタは生きているのですか?周りの人もさぞ迷惑している事でしょう。
アナタは「何でフタを外したくらいでそこまで言われなきゃならんのか?」と、お思いでしょうかね?
その思考こそがクズと言われる由縁です。

まあ、人の気持ちも考えられないアナタは、馬鹿みたいに頭に?マークを浮かべていればいい。
何も理解出来ぬまま、他人との距離を感じながら、一生を孤独に生きなさい。
心にフタをして逃げる事も出来ません。
アナタ自身がそれを剥がしてしまったのだから・・・

おとなしくしなきゃ

2歳になる息子がほんともうヤンチャで、大声で叫ぶわ玩具を投げるわと毎日大騒ぎです。
生まれた当初は仲良かった愛犬(シーズー)も今では立派な喧嘩相手。
お気に入りのペンギンのぬいぐるみを取り合い周囲の物を吹き飛ばす吹き飛ばす。
男の子ってこんななのかと・・・

それでも初めての子だし可愛かったんですが、2人目の出産が近付いて一時実家に預ける事に。
正直私以外が制御できるとは思えないし、母や父に大迷惑を掛けるんじゃないかとすごく悩みました。
それでも初孫だから気にしないと両親は笑ってくれたし、夫も
「お前が楽に出産出来るように預けるのに、心労になっちゃ意味がないぞ」と慰めてくれました。
んな事言われても不安だったし気が気じゃなかったけど、とにかく「おとなしくしててね」
と言い聞かして実家に預けました。

そして数日後、実家から電話が来ました。
「あの子が何かしでかしたか!?」と不安になりながら電話を取ると、祖父から
・息子が実家で物凄く大人しくしている事
・話を聞いてみると「弟か妹が来るらしいからおとなしくしなきゃ」と話す事
・夜、犬に会いたいとポロポロと泣いている事、それを祖父母には隠そうとしている事
・数時間ごとに「ママ大丈夫かな?」と聞いてくる事
という内容を涙ながらに語られました。

「あんな賢い子は見た事がない!」と言う父に「大げさだよ」と答え電話は切ったのですが、私もその後号泣。
親が知らないだけで、意外と子供って成長してるんですね。
2人目の話は息子にはボヤかしていたのに、誰かと話しているのを聞いたのでしょう。
なんかもう色々感極まって泣いていたら、夫に陣痛と間違われそうになりました(笑

早く2人目を連れて迎えに行ってあげたいものです。

殺人サイト

1990年の10月、私がアメリカの大学で経験した話。

アメリカの学生はとにかく課題レポートを書かされる。
もちろんパソコンを使って仕上げるわけで、私の大学には50台程度のコンピューターが整備されているラボがいくつもあった。
学生はここで夜通しレポートをタイピングするわけだ。

その日も私は相変わらずレポート作成に忙しかった。
夕食を済ませ、寮から荷物を抱えてコンピューターラボに入り、パソコンの前に座った。
当時は来る日も来る日も同じような生活で、うんざりだった。

ここのパソコンはインターネットに接続されていた。
まだウェブブラウザが「モザイク」メインだった頃だ。
ウェブコンテンツも研究者の研究成果発表などばかりで、さほど面白いものではなかった。
おまけに検索エンジンなどは進化しておらず、URLはもっぱらページ制作者本人から口頭で教えてもらうことが多かった。

その夜、私はいつものようにレポートをしばらく書いていた。
その時、何気なく目をやったパソコンデスクに、鉛筆でURLが書かれていた。
学生がメモ代わりにしたんだろう。

気分転換にはなるだろうと思い、私はそのURLをブラウザに入力してみた。

しばらくすると画面にはページが現れた。信じられないページだった。

そこには薄暗い部屋で床に血だらけで倒れている男性の写真があった。
(今ではよく見るこのような画像ではあるが)
私はこのような残酷な写真に戦慄し、吐き気を催した。

よく見ると、画像の下にはこんな一文が添えられていた。

"A guy in Michigan, aged around 30, Killed by me today"

間違いない、殺人者が自らの犯罪を自慢するサイトだ。

私は何かとんでもないものを知ってしまったのではと思い、すぐにラボを飛び出して寮に帰った。
翌日まで誰とも話すことが出来なかった。

次の日の朝。私は再度ラボに出向いた。
そして、昨日のウェブサイトが気のせいであることを信じてURLを開く。

現れたのは同じく薄暗い部屋の画像だった。
しかし、今回は床に倒れているのが丸裸で仰向けになっている女性だ。左乳房に大きなナイフが刺さっている。
口、鼻、耳から血が流れている。

写真の下にはまたも一文が添えられていた。
"A bitch in Michigan, aged around 30, Killed by me today"

すぐに私は大学警察に行き、警官に相談した。
しかし、まだウェブがまったく メジャーでなかった頃だ。
「ウェブで殺人者が犠牲者の画像ファイルを掲載している」といっても、うまく理解してもらえない。
それに恥ずかしい話だが私の稚拙な語学力も足かせになり、取り合ってもらえなかった。

恐怖と好奇心が一緒になった独特の心境で再度ラボに戻り、そのウェブサイトのURLを入力してみた。

すると、その日数時間前まであった画像はすでになくなっていた。
その代わりに、なぜか私の住所と電話番号が書かれていた。
その後にメッセージが一文。

「You are the next star on my Web.」

あまりの恐怖に私は声すら出せなかった。
なぜなら私の後ろにいつのまにか見知らぬ男が立っていたからである。

「ABU! NAI!」
その時だった、いきなり別の見知らぬ男が窓を蹴破り部屋に侵入してきた。

「SYOW TAI MISE RO !! HAAAAA!!!」
その男は明らかに日本語なのに無理して英語っぽく喋っていた。
痛々しかったが、その男が気合を入れた瞬間、私の後ろの気配が爆発するように消えた。

「ダイジョウブデ〜スカ〜?アノサイト トテモアーブナイデース」
聞くとその男の人はTというらしく、日本でお寺の跡取りをやっているらしい。
わざわざ日本から怪しい気配を嗅ぎ付けて助けにきてくれたそうだ。

寺生まれってやっぱり英語苦手なんだなあと思った。

おにぎり

ある元日本兵は、同じ部隊で戦い、戦死した高砂族を慰霊するため、この碑に赴き、そこで昼飯にと差し出されたおにぎりを見て、いきなり涙を流し、慟哭をはじめたそうです。
「俺はこの握り飯を彼の前で食うことはできない。」と。

彼の部隊は東南アジアで作戦中、食料不足で飢えに苦しみました。
そこで足腰が強く、ジャングルに強い高砂族の兵士が、遙か後方の基地まで食料を取りに行ったそうです。
しかし何日待っても帰ってこない。様子を見に行ったら、彼は部隊まであと少しというところで、両手一杯の米を抱えて餓死していた。
米を持ちながらの餓死。
信じられるでしょうか。
餓死するほどの限界に達しながらも、多くの日本兵が心待ちにしている食料には一切手をつけなかったのです。

慟哭した元日本兵は、そんな彼の霊前で握り飯を食うことができなかったのです。

朝鮮の呪い師

大昔BBCのドキュメントで巫堂っていう朝鮮のシャーマニズムをやってたが、トランス状態になって神が乗り移ったらまず金くれって要求して暴れだすんだぞ。
神であろうがなんだろうが行動は変わらんのだよ。

放射性物質と似ている

【エロ本と放射性物質は似ている】
・日本では無くなりつつある 
・厳重に保管しなければならない 
・使用後の処分がたいへん 
・屋外で高レベルなものが検出されることがある 
・規制値を超えたものは出荷を制限 
・子供には特に悪影響とされ賛否の議論がたびたび起きる 
・おもに発電に利用される

今、風呂椅子と

今、風呂椅子と尻が密着した状態で屁こいたら
「キエェェィヤァァァア」ってホラーな音がして怖くなったので記念かきこ

芹を貰って帰ってきた

数年前の私の武勇伝。
ニ、三年前、母がパート先で芹を貰って帰ってきた。
芹なんてあなた達見たことないでしょー、ってんで料理する前に袋から出して見せてもらったんだが、母が怪訝な顔してあら?とか言い始めた。
どうしたのかと思ったら、芹にあるはずの特有の匂いがしないのだという。私も嗅いでみたが、何の匂いもしない。ほぼ無臭だった。
時期はずれだからかなーとか言ってたんだが、そういえば昔、何かで芹によく似た毒草があるって読んだ気がするなーと思いネットで調べてみた。そしたら出てきた。その名もずばりドクゼリ。

芹と一見すると似ているが、毒性が強く、二三本食べただけで中毒死した例もあり、おまけに素手で触っただけで皮膚から毒が吸収される場合もあるという毒草だった。
本物の芹と違う特徴はいくつもあるんだが、その中でも最も解りやすい最大の特徴として挙げられていたのが、芹独特の匂いがしないというものだった。
大慌てで母の元に知らせに行き、その芹がドクゼリである可能性を伝えた。パソコンの前でドクゼリの画像と貰ってきた芹を比較してみたらビンゴ、母が貰ってきたのは芹ではなくドクゼリだった。
母以外にも、そのドクゼリを貰って帰ったパート先の人が何人かいたらしく、母が大慌てで貰った人達に連絡して回り、結果ドクゼリは誰かの口に入る前に全て処分された。
最悪死人が出るところだったのを未然に防いだと褒められた。雑学好きでよかったなと思った。

親の神経が分からん

こっちはもう2、3年前のことだけど、同じくラッシュ時の電車で帰宅していた時のこと。
立ってたんだけど、なんか脚にまとわりついてくるものがあった。
おしくらまんじゅうで鞄を身体の前に持ってきていたから、下を向いても足元が見えない状態で
「周りの誰かの鞄でも脚に当たってるのかな?」と思ってたけど、それにしてもさわさわとまとわりついてきてて気持ち悪い感触だったもんだから、脚を軽く振って振り払ったんだよね。
それでも断続的に足元に何かが当たってきていた。

電車を降りるときに足元に見えたものは、なんと男児。それもまともに立って歩くことのできない年齢の幼児。
そんな男児が満員おしくらまんじゅう状態の電車の床に10分間、荷物のように床に転がっていた。
親らしき人は確認できなかったよ。
隣の人が訝しそうに下を見ていたからなんだろ~?とは思ってたけど…
てっきり鞄がゴツゴツ当たってると思い込んでて、鬱陶しいから蹴り飛ばしてやろうかと思ったけどしなくて良かった…。
親は何してるんだろう。理解できない出来事でした。

ハーマイオニーの「ー」を「ク」に変えるとおいしそう

ハクマイオニク

謎の集団

この話は俺と友人がが心霊スポットに二度と行かないと決めた話。

俺が大学生のときの話、当時俺は心霊スポット巡りが好きで、友人Aと色々な心霊スポットに行っていた。でも相当な数行ったけどただの一回も幽霊は見なかったんだ。だんだん俺たちも慣れてきて「幽霊に会いてー」とかふざけたこと言ってた。
心霊スポットで夜を明かすのも、心霊スポットで二人でこっくりさんとかしても怖くなくなってた。

その日も俺とAは幽霊が出ると噂の山道を深夜、二人で歩いてた。車を下にとめて二人で山道をずんずん上っていった。
でもなーんにも出ない、とりあえず足を止めて幽霊を待つも出ない。二人で「またはずれかー」なんて笑ったな。

んで今度は山道を下っていった。駐車場の所まで戻って休憩してると、六、七人が山を上ってくのが遠くから見えたんだ。
暗かったし男か女かはよくわかんなかった。全員が白っぽい服を着てたのはわかった。
でもなーんかおかしい、まず歩き方が変だった、全員が縦一列に並んで歩いてるんだよ。
軍隊の行進みたいに等間隔で、それにもっとおかしいのが全員が懐中電灯を持ってて一番前の奴以外は、前の人の背中に光を当ててる感じで歩いてんだよ。
Aもそのおかしさに気づき、面白そうだってんで後ろからこっそりついていくことになった。

俺もAも当然不気味にも思ったけど、それ以上にわくわくしてたな。
「あれってマジもんじゃねーか?」とか二人でドキドキしながら後ろからこっそりついてった。
そいつらの懐中電灯の明かりを頼りに、結構後ろのほうからついて行ったんだ。もちろん俺たちの懐中電灯は消してね。
道路は舗装されてたし、月明かりも結構あったので真っ暗ってわけじゃなかったから、なんとかついていけた。
そいつらは後ろを振り返るでもなく、ただ黙々と一列で歩いていった。途中お互いに会話してる様子も無かったな。

どんどん上っていってたら、突然そいつらが止まった。それはもう計算されたかのようにピタリと。
俺たちはばれたか!?って焦ったけど、とりあえず後退して脇の草むらに隠れた。
このときが一番わくわくしたな、ふたりでニヤニヤしながら小声で「やべー、やべー」とか言ってた。
すると、そいつらの先頭がゆっくり一番後ろの奴に向かって歩き出した、そしてちょうど円陣を組む形になったんだ。
相変わらず暗くて顔はよくわかんなかったけど、そいつら全員円の中央を向いて何かしていた。
俺とAは「なにやってんだあいつらwww」とかまだ楽観視してたな。けっこう長い間なんかしてたな、んで耳を澄ましているとそいつらの方からなんか聞こえてくる、もっとよく聞き耳を立てると、明らかに人の声で

「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」って低く呻っているのがわかった。

声を聞いたらわかると思う、俺も今でも覚えてるけど聞いた瞬間これはヤバイと一瞬で思った。これはAも同じだったらしく、さっきまでのヘラヘラした顔とは打って変わって強張ってた。
Aが一言だけ「戻るぞ・・・」って搾り出すように言って俺もただただ頷いた。
んで、二人でゆっくりと音を立てないように、後ろを向いて山を下っていった。
後ろには光がまだあった様なので、まだ何かしてるんだろうと思ってたが。
結構離れたときかな?と、ふと後ろを振り向くと奴らの懐中電灯の光が突然全部消えた。
俺とAは一瞬?って思ったけど直ぐに全速力で走りだしたんだ。

声がな、ゆっくり近づいてんだよ「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」って声が。

俺たちはもう死ぬ気で駐車場まで走っていった。その間もどんどん後ろから「ア゛ア゛ア゛ア゛ア゛」って声が近づいてくる。
とてもじゃないけど後ろを振り向いてる余裕は無かった。駐車場に着くと急いで車の中に入りエンジンをかけて速攻で駐車場から出て行った。運転はAがしていたんだ。車の中に逃げ込んだときから正直、半分錯乱しててよく覚えてないんだが。

駐車場から出て行くときチラッと例のあいつらが見えたんだ。
駐車場の近くまで来ていた。近くの街灯に照らされて初めて顔を見た。正直錯乱してたから見間違いかもしれない。
確信はないが薄暗い中でそいつらは顔が無かった。無かったっていうか顔の部分にぽっかり穴が空いてた。
本当は見間違いと思いたいが確かに穴があった。

それから家に帰った俺とAはお互いその話は一切しなかった。帰りの車でもお互いずっと無言だった。
そしてAとオカルト系の話をすることは無くなったし、自然と疎遠になっていった。
俺も、多分Aも二度と心霊スポットに行くことは無いだろうと思う。

結局あいつらが何なのかはわからなかった。化け物かもしれないし、幽霊?かもしれない。
俺の見間違いでただのキ○ガイだったのかもな。

ただただ怖ろしい体験だったのは事実です。

日の出

8年前の夏の事。

珍しく朝4時だか5時頃に目が覚めて、なんとなく窓のカーテンを開けたら丁度夜明けだった。
おおっ、と思ってベランダに出て白んでいる方を見やると綺麗な日の出。
このマンションに住み始めて初めて見る日の出だなーと、2秒ほど見とれててようやく気付いた。

そっちは北西の方角。日が出るわけが無い。

え?あれ?とパニクってると、ふと斜め向かいのマンションのベランダに人が居るのが視界に入った。
こっちに手を振ってる…というか両手をこちらに突き出して「待て待て」とやるように手首を振り振りしてる。
口も動いて何か伝えようとしているようだが、何も聞こえない。
え、なに、あの太陽なに、アンタ何、と更に混乱してるうちに意識が無くなった。

次に目が覚めたのは病院のベッドの上。「その日」から6日が経っていた。
頭蓋骨陥没骨折。
後頭部が完全に形が変わるほど滅茶苦茶。
母に聞いたところによると俺はその朝、ベランダで頭を鮮血に染めて倒れてたんだと。
血痕からすると、俺はベランダで壁(外側じゃなくて家の内側に向かうほう)に後頭部を激しく打ち付けて頭を割ってそのまま倒れたらしい。

いやいやいやそんなわけないだろと。後頭部を激しく壁に打ちつけ、ってどんな動きしたらできるんだと。
滑って転んだならまだ分からなくは無い、でも壁の血痕は立った状態での頭の高さにあったんだ。

結局何が起こったのかは分からないまま、頭は致命傷にはならず外傷も治ったものの俺は酷い頭痛と不眠症、ときたま来る麻痺に悩まされる羽目になった。

でだよ。
最近この時の記憶がおぼろげに湧き上がって来たんだわ。

あの手を振る人を見た直後、俺は何かに気付いて別の方向を向いたんだ。
そしたら何故かベランダに中学生ぐらいの女の子が立っていて、おもむろに俺の顔に手を伸ばすとそのままふん掴んで俺は凄い勢いで壁に叩きつけられた。

「ゴッ!ググググ ゴッ!グググ」

何度も激しく叩きつけては押さえつけられ、しまいには頭蓋骨が割れて、後頭部が叩きつけられる感触が生々しく柔らかくなったことまで思い出した。

でもこの記憶も当然おかしい。
なんだよ少女がマンションのベランダに侵入て。JCに頭割られるて。有り得ないだろ。
そもそも北西に太陽とか、早朝に手を振る人とか って時点でおかしい。

順当に考えれば俺が寝ぼけて勝手に転んだんだろう、んでもって変な記憶は俺の錯乱した脳が勝手に捏造したんだ。
でもそれにしては血痕の位置が…

本当は何があったのか、誰も知らない。何かに遭った俺にも、何も分からない。

いつまでも同じ失敗を繰り返すに違いない

1988年2月6日午前11時40分ごろ、大阪府堺市のフードショップ営業者の妻(当時36)は、店先に落ちていた15万円入りの銀行の封筒を持ち、徒歩1分ほどの槙塚台派出所に出向いた。
派出所には若い警官がいた。警官に封筒を渡すと、警官はすでに届出が出ていると返事し、主婦の名前、年齢、連絡先を走り書きして返した。拾得物受理の書類は作られなかった。
主婦はおかしいなと思いながらも、すでに届出が出ているからいいのかと思い直した。警官は立ったまま対応し、顔を見せようとしなかった。
落とし主の男性(当時66)は翌日に封筒を落としたことに気付き、夕方ごろ槙塚台派出所に口頭で届け出た。通常ならそこで終わる簡単な話だった。

9日、男性はもしやと思いフードショップに立ち寄り、そこにいた女子店員から落ちていた封筒を派出所に持っていったことを知る。
男性は派出所に回ったが、そこにいた巡査は遺失物届けを受理しただけだった。そのことを聞いた主婦はどうなっているのかと堺南署へ電話を入れた。
ところが応対した会計課員は、拾ったという届出を受け取っていないという。会計課員に説得され、主婦は派出所へ向かい、警官の顔を見ることにした。
派出所にいたのは二十代の若い警官、五十過ぎの警察官と、三十前後の警察官だった。三十前後の警察官はおどおどした様子で、ヘルメットをかぶったままだった。
主婦は首をひねり、体格はこの人に似ているが顔はわからないと答えた。派出所は正式に遺失物届けを受理する。主婦は、あの警察官がネコババしたかもしれない。
しかしまだ若いので内密に済ませられればと考えていた。

同じ日の夕方、主婦は警察から呼び出しがかかる。主婦は夫とともに、槙塚台の隣にある泉が丘派出所に出向く。
主婦は一時間ばかり、質問攻めに会う。まるで犯人扱いされているみたいだと思いながら。
12日、堺南署の若い刑事が迎えに来た。主婦は外出しており、夫が槙塚台派出所に出向いた。
そこにいた40過ぎの部長刑事は、白っぽい封筒の切れ端が入ったビニール袋を見せ、これがフードショップの敷地内から出てきたという。
さらに主婦が出向いた時間帯には派出所に警察官がいなかったと言った。夫はここではっきりと悟る。警察官がネコババしたのをこちらに押し付けているんだと。
そしてこのとき、ネコババをしたN巡査は奥で調書を書いていた。

同日夕方、若い刑事が主婦に出頭を求めにきた。夫婦の身内も立ち会っていた。さらに部長刑事も現れ、恫喝する。
しかし身内の結束は固く、「そこまで言うなら逮捕状を持って来い」との発言に、「今度来るときはそうする」と告げ、出て行った。
身内の伝手をたどり、弁護士に連絡を取った。弁護士は言う。「あなたは、大変な事件に巻き込まれました」。夫婦たちの長い戦いが、ここから始まる。

警察側が言うことはあまりにも矛盾したことばかりだった。実は主婦が店から派出所へ向かい、帰るまでの姿を目撃している人がいた。
しかもその人は、派出所にヘルメットをかぶった警官が座っていたことまで見ていた。この目撃者はすでにそのことを警察に届けていたのだが、一切無視されていた。
落とし主に部長刑事は千切れた封筒が店先で10日に発見したと伝えているが、落とし主は覚えていた。落としたはずの6日は季節風がものすごく、千切れた封筒が残っているわけがない。
主婦が府道沿いの歩道を通って派出所を往復したのを郵便局から見たという目撃者がいるというが、郵便局からは歩道は見渡せない。

夫婦の知り合いは、警察に掛け合ってみた。その知り合いが会ってくれた中に、堺南署の署長、副署長がいた。彼らは言う。すでに逮捕状も取っている。
しかし妊娠中だから、様子を見ていると。堺南署の警部は、主婦が通っている産婦人科に掛け合っていた。留置して調べることができるかどうかと。
産婦人科医はその申し出をきっぱりと撥ね付けた。すると刑事が訪れ、何とかならないか、留置しても異常はないと書いてくれないかとまで言ってきた。もちろん医者は断った。
夫婦は逮捕される直前であることを知り、かえって闘志を燃やす。絶対警察に負けないと。

20日、夫婦は弁護士とともに高石署にある大阪府警第五方面監禁室へ向かった。しかし監察官は弁護士と20分程度話しただけで、あっさりと3人を帰した。
警察側の意向はこうだった。堺南署の調べでは、警察官の犯行という事実は上がっていない。署長は監察官より階級が上のため、これ以上調べられない。
また主婦の供述がころころ変わる。今、どこかの隅から出てきたといって持ってくるという方法もある(という解決方法をにおわせた)。

この頃、読売新聞の記者がこの事件を耳にした。記者はまず夫婦に話しを聞きに行くと、夫は「新聞記者は警察とつながっているといわれた。弁護士に聞いてくれ」と厳しい言葉を返した。
一週間後、記者は堺南署の副署長にその事を聞いてみると、副署長の表情が急変した。さらに署長室に連れられ、「今書かれた大変だ」と署長から告げられた。
3月6日、読売新聞は15万円が蒸発した事実と、主婦側、署の話を載せた。載せる前に記者は堺南署にコメントを求めるが、
副署長、署長は「そんな記事ボツにするのはわけない」「どう責任取る。変なことを書いたら対抗手段をとる」と過剰反応を示した。

この記事が出た後、大阪府警本部の捜査二課が捜査に当たることになった。しかし堺南署は主婦の逮捕に固執し、事実大阪地検堺支部に逮捕状を申し出ている。しかし検察庁はその申し出を断っていた。
3月25日午後11時20分、大阪府警本部は緊急記者会見を開いた。大阪府警本部監査室長は、
N巡査が受理手続きを怠り、受付の事実を隠していたことが判明したため、懲戒免職処分に付し、業務上横領容疑で書類を検察庁に装置すると述べた。
さらに善意の届出人に申し訳ないと謝った。この発表は、中国上海での高校修学旅行生列車事故の二日目に合わせて行われたため、記事は比較的小ぶりな扱いだった。

主婦のもとにこのことが知らされたのは、春の定期異動で堺南署に着任した署長からの謝罪電話一本だけだった。
しかし、事件の詳細は全くわからないままだった。いったい誰が主婦を犯人に仕立て上げようとしたのか。
そのことを知りたくて、主婦は5月25日、慰謝料二百万円の損害賠償請求民事訴訟を起こした。このとき、大阪府警は初めて事の重大性に気付いた。

5月25日、大阪府警は17日付で当時の堺南署署長を減給(百分の一、一ヶ月)、副署長と警邏課長を戒告、啓二課長を厳重注意の処分にしていたことが明らかになった。
そして民事訴訟が起きてから初めて、大阪府警ナンバー2の刑務部長ら幹部が主婦宅や身内のところを回り、謝罪した。着服の事実が明らかになってから2ヵ月後のことだった。
6月23日、国家公安委員会は府警本部長ら幹部を減給する懲戒処分を決定。同日、大阪府警は当時の堺南署長の引責辞職と捜査を担当した巡査部長を他所の警邏課へ配置替えすることを発表した。
7月15日の民事裁判第一回口頭弁論で、大阪府警は請求を認諾。本部長は主婦に陳謝し、慰謝料二百万円を支払った。
しかし、誰がどう捜査を指揮したのかは明らかにされないままだった。主婦は二百万円を、冤罪防止に役立ててもらえる団体に寄付した。さらに大阪府警は同日、当時の堺南副署長、警邏課長を引責異動させた。
N巡査は1989年4月7日、起訴猶予処分となった。

本書は読売新聞大阪社会部が中心となり、追跡ドキュメント「おなかの赤ちゃんが助けてくれた」として読売新聞の大阪本社版で連載されたものである。
連載では事件の詳細、さらに民事訴訟では明らかにされなかった、誰が指揮を取ったのかということについて当時の関係者のインタビューなどを中心にして、詳細に報告している。
1988年、本連載は日本新聞協会賞を受賞した。
本書は1989年に単行本化。さらに1992年に補記を加筆の上、講談社より文庫化されている。

警察官がネコババしたという事件は知っていたが、警察ぐるみで隠蔽、濡れ衣を着せようとしていたことは知らなかった。
そういう意味では、警察の作戦は最初だけこそ成功していたのだろう。もし民事訴訟が起きなかったらと思うと、ゾッとする話である。
ここで問題とされているのは、警察官がネコババしたという事実だけではなく、むしろその後の警察の対応である。
組織ぐるみで犯人をでっち上げようとし、それに失敗したらいかにミスを隠蔽するかに腐心する。
警察そのものに自浄能力はない。国家権力であるからこそ、ミスは許されないという考えに縛られている。この事件は、そんな警察組織の問題点そのものを暴きだした一つである。
しかし、警察はミスを認めようとせず、同じようなミスを繰り返すばかりである。警察が国民からどれだけ信用されているのか。
そんなことを考えようともしないのが警察であり、悪いのは信用しない国民そのものであると考えるのも警察である。

事件から16年が経っても、警察は変わらない。警察官のモラルは低下し、組織は自らを守ることばかりに気を配る。
今年、神戸大学院生殺人事件における警察の責任が神戸地裁で断罪されたが、それでも警察は認めようとしないだろう。
そして警察は、いつまでも同じ失敗を繰り返すに違いない。

向こうのいじめ

貧民層ではマフィア同士とかコミュニティ同士の抗争がある。ブラック系と
メキシカンが銃撃戦、なんてのが本気でハイスクールで起こるんだぞ?

日本のいじめが陰湿だとか凄いとか言ってるけど、学区変わったら追って
来ない。あっちは来るんだよw 車乗って。

よほど遠方の州に家族ごと引っ越すしか無い。

バック・トゥ・ザ・フューチャーの主人公、マーティみたいに「チキン」って
レッテル貼られると一生、イジメられる。そこから抜け出すためにボディビル
やったりわざわざ軍隊に志願する例もある。

たくましく、強くなければ男じゃないとか、いざとなった時には「自分を
自分で守れ」って強者信仰のある国だからたち悪いんだよ。日本みたいに甘くない。
ましてそこに宗教観が入ってくる。

日本じゃキリスト教やイスラム教の悪口言った程度では殺されない。アメリカ
は多国籍で多言語、他宗教国家なのでそんなものでも生死沙汰になる。銃が
簡単に手に入るから余計に危ないんだよ。

金持ちの息子でも、自分で見を守らないと危ないの。無理だとわかると親が
学校辞めさせるんだよ。金持ちなら家庭教師つけちゃう。

死ぬよりマシだろw

もうワンパターンすぎて飽き飽きです

●ついにK-pop最終兵器「   」が日本デビュー!大人気のスーパーユニットが初上陸!!

●今、お隣韓国でブレイク中の「    」が若い女性に大人気!

●空港で「   」人のファンがお出迎え!

●ゲリラライブが「   」千人動員!

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●ドラマ「   」が史上最高金額で落札!

もうワンパターンすぎて飽き飽きです

ハイウェイスター

高速道路で運転中、マリオの無敵BGMを大音量で流してるやつに抜かされた

ラジオ体操のうた

ラジオ体操のテーマソンングって今もあるのかな?
「あたーらしい朝がキター希望のあーさーが」
というやつで、問題はその次の
「よろこーびーに胸をひーらけ、青ぞーら、あーおーげーー」
って歌詞なんだけど、
小3まで、
「青ぞーらー、AH!OH!YEYH!」
って、なんてすげーー喜びを表してる歌かと思ってた。

こうして義母はダマされた

今日の姑

おとなしい人なのに急に「騙された!」と大きな声を出したので何があったか聞いてみた。
「いい話だなーって思いながらテレビ見てたのに青汁の宣伝だったの!!」

ペンギン無双

ペンギンって意外と獰猛だってこと知らない奴多いよな。
前にロサンゼルスの動物園でペンギンが集団で脱走してライオンの檻に入り込んだんだけど、なんとライオンを集団でつつき殺してしまったという事件、知ってる人はほとんどいないだろ。俺も知らん。

ボディーガードサービス

笑えるというか何というか…

自分は小さい頃から怖い話を読んだり聞いたりするのは苦手で、でもなんかそういうのが気になって

「くやしい…でも読んじゃうッ→止めときゃよかった…」

の繰り返しだった。

成人してからムラサキカガミの話が嘘っぱちだったwのが分かって、やっと読みものとして楽しめるようになったクチ。

夜中に鏡見るのも風呂入るのも平気になったし、怖い映画見た後にやたら背後や窓やドアが気になることもなくなったしな!
もちろん零感なので、生まれてこのかたオカルトな体験もまったく無かった。

しかしつい最近の話。
会社の同僚にいわゆる見える人がいて、その人の占いがよく当たる!と評判になっていた。
占いといっても特に何かするわけではないんだけど、なんでか色々と言い当てられてしまうらしい。
タダで見てくれるんだしやってもらったらどうかと勧められたんだけど、スピリチュアルとかそっち系には興味が無かったので、なんだかんだ理由を付けて断っていた。
興味本位で休憩時間中にワーワー囲まれてるのも見てて気の毒だったし。

そんなある日、偶然休憩室でその人(便宜上「見える人」と呼ぶ)と二人きりになった時のこと。
見える人がこっちを見たとたん、まさにこの顔( ゚д゚ )になって飲んでたコーヒー吹きそうになってむせまくった。

物凄い勢いで咳き込んでるから、

(;'A`)「だ、大丈夫ですか?」

と慌てて声かけて背中叩いたりさすったりした。

しばらくすると見える人は

(;・ω・)「すみません、ありがとうございます…」

と落ち着いたようだったので、自分も座ってお昼ご飯広げた。

で、お弁当食べ始めたら見える人が

(`・ω・´)「ちょっとお話があるんですがいいですか?」

と真剣な顔で聞いてくる。

(`・ω・´)「いきなりこんな事言うのも失礼だとは思うんですが、伝えておいた方がいいと思いまして」

おめーの顔が変だったとか服に穴が開いてるからコーヒー吹いたんだよとか言われるんかと身構えたけど、そうじゃなかった。

(・ω・)「('A`)さん、小さい頃から今まで猫を飼ってらっしゃいましたよね?」

('A`)「? ええ、そうですけど」

正直猫好きだとか昔猫飼ってたってのは周りに話しまくってたから、まあ知れ渡っててもおかしくないよなーと思った。

が、

(・ω・)「そのうち亡くなってる猫ちゃんてサバトラのオスとシャム猫っぽい雑種がオスメス一匹ずつですよね」

(;'A`)「えっ」

流石に猫の模様やら種類までは話した覚えがないし、そもそも写真やらを見せた覚えもない。まさに「なにそれこわい」状態。

(;・ω・)「あの…非常に言いにくいんですけど…その三匹が('A`)さんのマフラーみたいになってます」

`;:゙;`;・(゚ε゚ )「ブッ!!」

今度はこっちが茶を吹きそうになった。

確かに小さい頃から猫を首にかけて「生きてる毛皮のマフラー!」とか言って遊んでた(念のために言うと猫は嫌がってなかった)し、腹のプニプニ加減や毛のモフモフ具合が首の後ろに当たるのがくすぐったくも気持ちいいので、それ以降の猫も余さずマフラーの犠牲になっていたのだが…

(;'A`)「それってずっとですか…?」

(;・ω・)「たぶんずっとだと思います…('A`)さん肩こりとか酷くありませんか?」

(;'A`)「ガッチガチですね…まあ常時猫三匹も乗せてりゃ肩も凝りますよね」

(・ω・)「でもその子達が鉄壁でガードしてくれてるので、いわゆるあなたの知らない世界的な体験は今後も一切ないのは間違いないはずです。あとは悪徳商法とか悪い人にも引っかかりにくいと思います、ちょっと羨ましいです…」

(;'A`)「はあ…」

(´・ω・)「ただ…」

ここで言いにくそうに口ごもる見える人、

('A`)「ここまで来たらもう全部言っちゃって下さい、そっちの方がスッキリしますし」

と促したところ、

(´・ω・)「では言いますね。その子たちが気に入った人とでないとお付き合いすら出来ないと思います…」

;: (ノ'A`)>:(ウワァァァァァ)

最後に最大級の地雷を残して行かれました。
なるほど年齢=恋人いない歴なのはそういう理由だったんですね分かります。

ガードがきつすぎるのも問題だと思いつつ、でも死んでからも憑いててくれるなんて、ある意味飼い主冥利に尽きるなとも思いつつ、今日も四代目の猫を可愛がっています。

今後良い出会いがあるかどうかは猫のみぞ知るって感じでしょうかね…

震災があった3月11日は離婚届に印鑑を押す日だった

震災があった日、俺の地域は震度6強。
一年半にも及ぶ争いで互いに離婚という結論に決まり、朝、市役所に離婚届を俺がもらいにいって、夜互いに印鑑を押す手筈だった。

そして大地震。俺は鞄に離婚届を入れたまま仕事していた。
妻は自宅で出ていく荷造りをしていたと思う。
妻は自宅で出ていく荷造りをしていたと思う。
だが地震直後咄嗟に妻の顔が浮かんで電話。
大丈夫か!!と電話口で叫ぶと、妻はガタガタと震えた声で大丈夫、私は大丈夫だから、今、うちの前に出てる、屋根が落ちてきて…でも大丈夫、外に出れて無事。
貴方は大丈夫なの、貴方は大丈夫?
怪我は?どこも…?無事?
と明らかに動揺した声で繰り返した。

自分のことより俺の身を案じているのがわかる電話だった。
そのあと電話はプツッと不通になり、どこの避難所にいるかもわからず妻と遭遇できたのは次の日の夜中。
人混みの中に妻をみつけると妻もこちらをみつけて、その顔は泣き顔になった。
思わず走っていって抱き締めた。
あなたが無事でよかったよ、と妻は泣いてた。
それから離婚届は破り捨てた。

すべてが丸く収まったわけではなく、争いの原因となった問題は1年かかってるが、解決に向かってる。

「目撃 ドキュン」

「目撃 ドキュン」って番組で、たしか5歳のときに母親が駆け落ちして家出して、母親の愛情も知らないその5歳の娘が、16歳で出産&結婚。子供が1歳になり式を挙げるということになり、番組に「ぜひ失踪した母を探し出して、私の花嫁衣裳姿を見てもらいたい」と依頼。
式当日。こないと思っていた母親とまさかの再会。涙の抱擁。
式が終わり家に戻った母娘。娘が母親に手料理を作ってあげる。
母 「あの小さかったこの子が・・・この肉じゃがおいしいよ!(涙)}

そのVTRをみて涙する司会者&ゲスト。

いきなり、ゲストの蛭子、
「肉じゃがの材料でカレーができちゃうんですよね・・・」

縁というのは不思議なものですねぇ

聞いてくれ。
昨日嫁の家の片付けしててとんでもない事実を発見した。

俺 30才
嫁 30才
もうじき結婚2年目 仲良しです。

俺は岩手、嫁は岐阜の産で25才過ぎるまで当然お互いの存在を知る筈もなく生きてきた。
出会いは26才当時。バリ島の格安ツアーで一緒になった事。

んで、昨日まで嫁さんの実家で慶事があったんで有休で行ってたんだ。
ついでに実家の納戸を片付けてあげようって事になって(義母一人暮らしで男でないもんで)がさごそやってたら、お決まりの古いアルバムやらクラス文集やら発掘して、ぱらぱらめくって眺めたりしてたんだ。

そしたらアルバムの中に何故か俺の見覚えのある写真があった。
カブスカウトの制服を着たちびっ子達が二列縦隊で行進してる。
行進の先頭は俺だ。

だってこの写真俺の実家のリビングに昔貼ってあったもん。

俺「なんでこの写真がここにあるの?」
嫁「え?だってほら先頭の女の子あたしだもの」

えええええええええええええええええ!!

この写真は俺が確か小3の頃、静岡のどっかで行われたジャンボリー(ボーイスカウトの大会)
に参加した時のものだ。
写真に写ってる2列縦隊の先頭で、俺と嫁は22年前に既に一緒に手をつないでどっかに向かって歩いていた。

とんでもないな

小学生の頃の修学旅行での事。
帰りのバスでカリオストロの城のビデオ流してたんだけど、
銭形「いや、奴はとんでもないものを
ブチッ
添乗員「はい、皆さんお疲れ様でした。間もなく学校に到着します」

あの添乗員の神経が分からん。

「無頼庵」

剣道やってるんだけど、試合会場にいた白人剣士の前垂に「無頼庵」と書いてあった。

ああこいつブライアンっていう名前なんだろうなと思って前垂見つめてると、それに気付いてドヤ顔してきた。

「ブライアン?」と聞くと大きく頷いて「アウトローという意味だ」と解説してきた。
見た目も大柄で無精髭のならず者風だったので、「似合ってるぞ」と言うと嬉しそうに笑ってた。


試合勝ったのかな。

何年も前に女取られた事があった

何年も前に女取られた事があった。
俺、格闘技やってたんだけど、そいつも格闘技やってた奴だった。
女と一緒に墓参りしてる時にボコボコされて女持っていかれた。
俺は必死でそいつ探したよ。やっとの思いでそいつ見つけた。
そしてビルの屋上でそいつと喧嘩したんだ。
女もそこにいた。今度はボコボコにして勝ったよ。
仕返しして、やっと女取り返せたと思ったらただのダッ○ワイフだった。
既に女に逃げられてたんだ。
そして、そいつ屋上から飛び降り自殺したんだ。
「お前の拳法では死なん!」って訳の分かんない事言って。
しょうがないから穴掘って埋めてやった 。
その様子見てた子供に「何で埋めてんの?」言われたんだ。
しつこいから「同じ女を愛した男だからだ」って適当に答えた。
プロフィール

ナイア

Author:ナイア
どこかで見たことのある話を載せていきます。

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