へー、そー

住んでいたマンションが大幅改築することに。
その間の仮住まいとして古い一戸建てを借りたんだけど、集合住宅にいた身としては一戸建てがものすごく寒い!
家族は足がつったり霜焼けになったり腰痛が再発したりと被害続出。仮住まいだから改造もできないし下の家に戻れば不要になる暖房機をいくつも増やすのも・・・とためらっていた。でも寒い!

仮住まいの近所に引退した大工の親方80代がお住まい。
世間話のついでにその寒さを愚痴ったら
「マンションから一戸建てに移るとみんなそういうなあ」と笑いながら何か対策できるかも、と家に来てくれた。

一通り家見てくれたあと、ある一箇所指して
「ここがちょうどいい。ここにガスひっぱってストーブたいてみな」
そこは危ない場所ではないけど人のいない廊下。半信半疑でそこでストーブつけてみた・・ら、びっくり。
家全体がほんわかとする。なんていうのかな、暖かくなるわけじゃないけど寒くない、みたいな。

親方は家の空気の流れと間取りを読んで、言ってみれば暖房のヘソを探し出してくれたということ。

二カッと笑った親方の金歯が神々しかったこと・・・!
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ホント俺ってダメ人間

この前妻に先立たれたんですよ、この前と言っても随分前だけどね。
で、生まれて初めて一人で乳児を育て始めたわけですわ。
正直最初は乳児を育てるのって簡単だと思ってたのよ。
みんな普通に育児してるからさ。

あのね、俺が間違ってた。あれは男一人でやるもんじゃない。
女性だね、お母さんが愛情込めてやるものだよ。
最初に寝かせつける時さ、めちゃめちゃびびってお腹そろ~ってさすって頭そろ~っと撫でたのよ。
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって手を止めちゃったのさ。
そしたら娘がさ「もっと撫でて!」って感じでぐずるの。

同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だからお腹トントンしたのさ。えぇ、そりゃもうトントンしましたとも。
全てを忘れてトントンしたよ。
ちょっと強すぎるんじゃないか、とか実はそろそろミルクやる時間だとかオムツも確かめないといけない事とか色々忘れてね。
だって娘が撫でろって言ったからね。

そしたらエライ事になった。
もうすごい号泣。すごい喧しさ。耳元でシンバル鳴らされたくらい。
空港の隣に住んでる人でもきっと驚く。
それで横見たら娘がすごい勢いで俺の事見てんの。
ホントごめんなさい。

正直「男なら女房の忘れ形見くらい一人で育てるぜ!
なんて見栄張らないで素直に娘と一緒に妻の後を追えばよかったと思ったよ。
心の底から一人で育てると決めた事を後悔して今後の事を不安に思ったね。

でも会社行って同僚に、
「赤ん坊の世話なんて簡単だな!専業主婦なんてただの暇人だよ。」とか言っちゃってんの。
ホント俺ってダメ人間。
誰か助けて下さい。

この前娘の尻に赤い染み見つけたんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて娘の初潮に気付いたわけですわ。
正直最初はそんなの簡単だと思ってたのよ。
みんな普通に気付いてるからさ。

あのね、俺が間違ってた。
あれは男親が処理するもんじゃない。女性だね、母親でなくてもいいからとにかく女性がやるものだよ。
最初に娘に知らせる時さ、めちゃめちゃ怯んで娘の肩そろ~って叩いて「あのさ」って静かに囁いたのよ。
10秒くらいかけてさ。
でなんか言いにくくなって下向いちゃったのさ。
そしたら娘が俺の視線に気付いてさ「もっと早く言ってよ!」とか怒るの。

同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから謝って生理用品買いに行ったのさ。
えぇ、そりゃもう買いましたとも。全てを忘れて買ったよ。
俺は結構ごつい外見してる事とか、
レジのお姉さんが結構若くて綺麗な事とか夜用と昼用がある事とか色々忘れてね。
だって娘が家で恥ずかしがりながら俺を待ってたからね。

そしたらエライ事になった。
もうすごい血まみれのゴミ箱。すごい血まみれ。俺の方が貧血になるくらい。
赤ん坊一人の血の量くらいあるかもしれなかった。
それで横見たら娘がすごい勢いで俺の事睨んでるの。
ホント頼むから紙に包んで捨てなさい。

正直「男ならなんでも対応できるぜ!」
なんて見栄張らないで素直に職場の若い子とかに聞いておけばよかったと思ったよ。
心の底から一人でパニクった事を後悔したね。

でも会社出て友達に話した時に、
「娘もこれで一人前だな!欲情すんなよ」とか言われて顔で笑って腹で密かにむかついてんの。
ホント俺ってダメ人間。
これから思春期迎える娘、俺一人で平気なのかなぁ。

この前娘が大学受けたんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて娘の合格発表を迎えたわけですわ。
正直最初は合格発表見に行った娘の電話待つのなんて簡単だと思ってたのよ。
みんな普通に待ってるからさ。

あのね、俺が間違ってた。
あれは普通の親が待つもんじゃない。
裏口入学者の親だね、合格確実な親だけが安心して待てるものだよ。
最初に受話器上げる時さ、めちゃめちゃびびって受話器そろ~って握ってそのままそろ~っと耳に当てたのよ。
10秒くらいかけてさ。でなんか怖くなって戻そうとしちゃったのさ。
そしたら電話の向こうで娘がさ「ちょっとお父さん聞いて!」とか言ってんの。

同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから「どうだった?」って聞いたのさ。
えぇ、そりゃもう聞きましたとも。全てを忘れて聞いたよ。
高1の時から決めてた第一志望だとか強気な娘は滑り止め受けてないとか…。
受かってたら彼女は一人暮らしを始めると決まってる事とか色々忘れてね。
だって娘が聞けって言ったからね。

そしたらエライ事になった。
もうすごい合格。すごい「サクラサク」。
満開過ぎて涙出てくるくらい。遠山の金さんなら肌色が見えなくなってる。
それで横見たら鏡の中の俺がすごい勢いで涙こらえてんの。ホントごめんなさい。

正直「いい父親なら娘との距離は適度にとるべきだぜ!」
なんて見栄張らないで素直にもっともっといろんな話をしときゃよかったと思ったよ。
心の底から娘との会話が減っていた日頃の自分を恨んだね。

でも妻の実家言って義理の両親に、
「これで一段落ですよ!これからは少しは一人の人生楽しもうかな。」とか言っちゃってんの。
ホント俺ってダメ人間。
娘よ、たまには帰ってきて下さい。

この前娘の結婚式に出たんですよ、初めてね。
で、生まれて初めて娘と腕を組んでバージンロードを歩いたわけですわ。
正直最初はバージンロード歩くのなんて簡単だと思ってたのよ。
みんな普通に歩いてるからさ。

あのね、俺が間違ってた。
あれは父親が歩くとこじゃない。
新郎だね、どうせ連れてっちゃうなら最初から新郎が腕組んで歩けばいいんだよ。
最初に歩き始める時さ、めちゃめちゃびびって右足そろ~って踏み出して左足そろ~っと揃えたのよ。
10秒くらいかけてさ。でなんか不安になって娘の方見たのさ。
そしたら娘がさ「お父さんしっかりして!ロボットみたいだよ」とか言うの。

同じ過ちは2度繰り返さないのが俺よ。
だから堂々と歩いたのさ。
えぇ、そりゃもう歩きましたとも。全てを忘れて歩いたよ。
娘のドレス姿が眩しすぎるとか、今からでも回り右してやりたいとか、時折励ますように娘が組んでる手に力を入れてくるとか色々忘れてね。
だって娘がしっかりしろって言ったからね。

そんで新郎のとこに辿り着いたらエライ事になった。
もうすごいキス。すごい突然頬にキス。
しかも「私からの最後っ屁じゃ!」って囁きながら。
何だよ、それ。俺を泣かせたいのか、笑わせたいのか、泣いてやるよ。
それで横見たら新郎がすごい神妙な顔で俺の事見てんの。
ホント幸せにしないとぶっ殺す。

正直「男なら余裕持って娘を送り出すぜ!」
なんて見栄張らないで素直に新郎を10発くらいぶん殴りゃよかったと思ったよ。
心の底から笑顔で送り出した事を後悔したね。

でも式場出て娘に、
「お前の世話も大変だったよ!これからしばらくはお母さんとの思い出に浸るぜ。」
とか言っちゃってんの。

「お母さん」でいてくれた時間が短すぎて名前で呼んだ事の方が多かったな、翠。
僕はいつも君と一緒にあの子を育ててきたつもりだ。
もう何年かしたら胸を張って君に会いに行きます。誉めて下さい。

トンデモ内容の手紙

小学生の頃、礼宮さまご成婚当時に紀子様フィーバーがあって、私は一目惚れ状態で紀子様ファンになった。

そして、「紀子様と友達になりたい!」という(如何にも子供の発想…orz)気持ちが強すぎて、
「紀子様と友達になって仲良くなるには礼宮さまの兄弟と結婚すればいいんだ!」
とトンデモ発想をして宮内庁宛てに手紙出した。

「わたしは皇太子さまが好きです。皇太子さまのお嫁さんになるにはどうしたらいいですか?」
みたいな内容(子供なりに、「紀子様と友達になりたいから皇太子さまのお嫁さんにして下さい」と
書くのはマイナスだと判断したw)。

後日、宮内庁から達筆な手紙(返事)が来て親がぶったまげてた。

中身は「両親・祖父母・先生など、周りの大人の言うことをよく聞いて、お友達を大切にして、勉強や習い事を頑張って下さい、笑顔で明るく元気に挨拶をすることも大切です。
色々な場所へ公務行くので、食べ物の好き嫌いをなくすことも大事です」とか無難な内容
(しかし、「殿下のお嫁さんになれるように頑張って」みたいなのは書かれてなかった)だった。

手紙もらう=お嫁さんになれる!と勘違いした私は、その日から手紙に書いてあることを実行し、
お手振りや会釈、姿勢を正したり歩き方の練習までしてた。

今思い出すと恥ずかしくて死にたくなる……。.

状況終了!

北東北在住なんだけど、先日夜に家の近くのコンビニに行った帰り、軽トラが道の脇に横転してた。おそらく雪でハンドルを取られ、道路脇に高く積んである雪に乗り上げ、そのまま横転したと思われる。

自分の車の前に3台走ってたが、みんな見事にスルー。
運転手と思われる60後半くらいのじいちゃんが一人で必死に起こそうとしてた。
みんな薄情だなーと思いつつ止まり、起こすのを手伝った。
けどじいちゃんと二人、しかも道路は圧雪でツルッツル、踏ん張りも利かず、持ち上げられそうになかったので助けを呼ぶことに。

自分の家の近所には自衛隊の官舎があり、友人もいるので電話で状況を話したらすぐ来てくれるとのこと。
待つこと10分、きっちり並んで綺麗に揃った駆け足で友人含む3名が颯爽と登場した。

到着から2~3分の早業で軽トラは救助され、じいちゃんがすごい感謝してお礼を言いながら
謝礼?かなにか渡そうと財布を手に取った瞬間、友人が「状況終了!」と一言。
残りの2名が「ラジャー!(レンジャー?)」と言ってまた綺麗に揃った駆け足で帰っていった。
じいちゃん最初は呆然と見送ってたんだけど、気づいたら直立不動の敬礼してた。
俺もなんか渡されそうになったんで「いいからいいから、気をつけてねー」と言いつつ逃げるように帰った。

うちは自営業でマッサージ(いかがわしいのじゃない)やってて、友人も常連なので今度店にきたら念入りにマッサージしてあげるから存分に癒されていくがよい。

いとおかし

昔、DQNギャルありけり。
マクドナルドにて、「キモヲタいとキモし。ヲタの触れしものに触らば死ぬ。
同じ場にゐば死ぬ。さらによきことなし。
キモヲタ皆死ね。」と言ひて、さの椅子に半刻ほど前にキモヲタ座りたることも知らず、椅子2つ並べ上で寝けり。
死なず。店に我といふキモヲタゐる。死なず。

ご機嫌な日曜日

昨日の朝、早く目が覚めて、日曜だったし朝の散歩に行ってみたんだ。
6時過ぎくらいで、まだ薄暗かったんだが、冷たい空気が非常に気持ちよくて、誰もいないのを確かめてから、徒歩3分の近所の公園まで腰に手を当ててスキップしてみた。
公園手前の十字路の角を小気味いいステップでヒャッフー!とスキップ&ターンして、曲がってすぐの場所にある公園の入口にスキップで駆け込んだんだ。
久しぶりに跳ね飛んで息が切れたわー、と思いながら入口付近でゼーハーしてたんだが、少しして顔を上げたら、公園の真ん中で体操してた白人の爺さんと目が合った。
爺さんは真っ白な歯を見せてすんげー笑顔で、

d(´∀`*)「グモルニン!いいスキップだ!ご機嫌なのかい?」

みたいな事を言ってめっちゃサムズアップしてた。
恥ずかしくて死にそうだったが、なんでもない風を装って、

d('A`)「日曜日だから・・・」

ってサムズアップを返したら、爺さんも上機嫌になって二人で公園を2周ほどスキップするはめになった。
外人ってフレンドリーだよな・・・。

友達

数年前に韓国からの語学留学生の女の子と仲良くなった。
それで私がソウルに旅行にいったとき、その子がいろいろ観光案内してくれた。
別に日本人だからとイヤな思いもすることなく、女同士ショッピングや食事に行って楽しかった。
そして地下鉄に乗って日本語でおしゃべりして、混んできたので空いている席に二人離れて座った。
そうしたら私の隣の年配のおじいさんが急に日本語で話しかけてきた。

おじいさん「あなた日本人?」

私「はい、そうですが・・・(なんだろうドキドキ)」

おじいさん「あの子は韓国人だろ?(向こうの友達を指差して)」

私「はい。友達で、旅行の案内をしてもらってて」

おじいさん「あなた本当に日本人?」

私「はい、そうですけど・・・」

おじいさん「昔はさ、俺が日本人と仲良く話してると、なんだ日本人なんかと話しやがってって、文句言うやつがいっぱいいたんだよ。そのたびにうるせー仲良くして何がわるい馬鹿野郎って言ってたんだ」(なまりのない日本語)

私「・・・」

おじいさん「あなた本当に日本人?」

私「はい、あの子は友達です」

おじいさん「そうかあ、友達かあ・・・(遠い目)」

そのあとじいさんは黙り込んでしまって、私たちも駅に着いたので降りた。
年齢的に日本統治時代の人で、日本人の友達がたぶんいたんだろうなあとか、そのせいで周りにずいぶん叩かれたんだろうなあとか、いろいろ切なくなってしまった。

美味しそうなお弁当を作ってくれる母親が死んだ

自分の弁当の中身ではなく、ある男子生徒の弁当の中身を見て泣けた。

そこ子はいつも美味しそうなお弁当を持ってきていた。
色とりどりでバランスも考えられた内容で、別容器にはヨーグルトやプリンなども持ってきていた。
すべてお母さんの手作りなんだと言っていた。
ほんと羨ましくてさ、うちのババーの弁当とこうも違うのかと。
その彼がある頃からパンばかりの日々だったので、何故?って聞いたけど黙って俯いてた。

それから数ヶ月たったとき、朝のホームルームで彼のお母さんが亡くなりましたと先生から聞かされた。癌だった。
彼は机に突っ伏してしくしくと泣き出してしまい、みんな凍りついてしまった。
その彼の背中に手を回し、優しく声をかけた別の男子がいた。
その子お母さんもすでに亡くなっていて、私の母と友人だった人。

それ以降、彼らは2人でよくお昼食べていた。
弁当はお父さんが作るそうで、ご飯がめいっぱい詰め込まれスーパーの惣菜もろってかんじ。可哀想だなと思えたけど、当人たちはニコニコ食べてた。やはり友人という存在はどんなものでも美味しくさせるのかね。

100キロくらい

俺の友達のお姉さんが新車を買った時の話。
(金をためて本人がちゃんと買いました)
浮かれて、友達とドライブに行ってくる!というそのお姉さんに親父さんは「いきなりは危険だ。ちゃんと100キロくらい慣らし運転をしてからにしなさい」と叱った。
お姉さんはそれを聞き入れ「ちょっと行ってくる」とドライブに。

それから数時間して戻ってきたお姉さんは半泣き状態だったそうだ。
家族がビックリして事情を尋ねたところ。
お姉さん「道が結構混んでて…70キロくらいまでは出せたんだけど100キロはどうしてもダメだった…」

その夜家族会議となったらしい。
数年前友達から聞いた実話。

彼女より後に死のうと思った

昨日彼女の家の犬が死んだ。
彼女の家は昔、彼女の兄貴が高校生という若さで自殺してから、両親も彼女もうつ病になってひどい状態だったらしい。
そんなときに引き取ってきた犬だったそうだ。
ところがペットセラピーっていうのかな、犬と接しているうちにみんなだんだんよくなっていって、また家族で笑い会えるようになったって。
彼女も両親も犬のおかげだって、それはそれは犬を可愛がってたよ。
家族旅行へ行くにも連れてってやってさ、ほんとに家族みたいだった。
彼女なんて犬の散歩の時間になると、デートの途中でも家に帰ってたよ。
何の変哲もない雑種だったのに
「あの子はうちにとっては特別な子なの」っていつも言ってた。
その犬がもういい年だったからさ、最近は弱ってたんだ。
病院に連れてってももう駄目だって言われたから連れて帰ってきたらしい。
うちで最後を迎えさせてやるんだって。

それでとうとう昨日の朝から呼吸が途切れがちになったらしくて、彼女は仕事を休んでずっと犬につきっきりだった。
俺は犬なんて別に好きじゃないし、どうでもよかったけど、彼女が心配だったから仕事が終わってから寄ったんだ。
もう暗くなってたけど、月が明るかった。
彼女は庭の、犬小屋のそばの金柑の木の下で、毛布を敷いて座って犬を抱いてた。
そこは、木陰で涼しくて犬がいつも寝てたお気に入りの場所だった。
もう動けなくなってて、彼女がスプーンで水を飲ませてやろうとしても飲めなかった。
そうしているうちにだんだん上下してた腹が動かなくなってきた。
彼女はぼろぼろ涙を流しながら犬を撫でてたよ。
彼女の両親も涙目になってそばに立ってた。
それでついに呼吸が止まった。腹も動かなくなった。

そしたら彼女がすんげえ泣いたの。
もう泣くって言うか、悲鳴みたいなのあげながら嗚咽するの。
二十歳超えた大人とは思えない泣き方だった。
俺と別れ話になって泣いたときとは全然違ってたから、すげえびっくりしてしばらく呆然としたんだけどさ、犬ごと彼女を抱きしめてやった。
それでも彼女は泣き止まなくてさ、庭先であんまりわあわあ大声で泣いてるから、隣の家の人が出てきたり、自転車の高校生が立ち止まったりしてた。
それでも誰も、何あれーとか言わねえんだよな。
みんな状況を見たら、黙って手を合わせて行くんだよ。
乳母車引いたばあさんなんか、わざわざ庭まで入ってきて、彼女に
「こんな明るいお月さんの下で死ねたんやでな、迷わんときれいなとこに行けたに。」
とか言って慰めてんの。
俺は何が月だ、関係ねーだろ、とか思いながらも、気づいたら俺も泣いてんの。
俺が来るたびほえまくってたあの馬鹿犬なんかちっとも好きじゃなかったのに、犬を埋めるために金柑の下に穴を掘ってやってんの。

俺は動物飼ったことなかった。
だから犬の扱い方も知らなかった。撫でてやることすらしなかった。
初めて撫でてやったのは、もうほえなくなった硬い体だった。
でも毛はまだふかふかしてた。
彼女が将来俺と結婚してから、犬が飼いたいって言い出したら飼ってもいいなと思ったよ。
でも俺は絶対、彼女より後に死のうと思った。

魔王

こんな夜更けに、闇と風の中に馬を走らせるのは誰だろう。

それは父と子だ。父はおびえる子をひしと抱きかかえている。

父「息子よ、なんで顔を隠すんや」

子「お父さんにはこだまが見えないの!だみ声で、タラコクチビルの・・・」

父「あれはたなびく霧だ・・・」

こだま「チッチキチー・・・意味はないけど楽しい言葉や」

子「お父さん、お父さん!きこえないの。こだまがぼくになにかいうよ。」

父「落ち着きなさい、枯葉が風にざわめいているだけだよ。膝がふるえてるじゃないか」

ひびき「膝ががくがく言ういうやつやな」

こだま「膝はがくがく言わへんやろ、膝がもの言うたら夜中やかまして寝てられへんやろ」

子「お父さん、お父さん!見えないの、あの弱いつっこみ!」

父「見えるよ。だが、あれは古いしだれ柳の幹だよ。」

こだま「無茶言うたらあかんわー」

子「おとうさん、おとうさん!こだまがぼくをつかまえる!こだまがひびきをすべらせようとする!」

父親はぎょっとして、馬を全力で走らせた。あえぐ子供を両腕に抱え、やっとの思いで館に着いた・・・
腕に抱えられた子はすでに往生しまっせ

大分大事件リスト2011

大分大事件リスト2011

3/14 60代の女性が夫に「裸でウロウロするな」と暴言を言われる

3/17 鶴崎東消防署に夕日を火事と見誤った通報がされる

3/31 ウサギに新しい飼い主が見つかる

4/12 警察職員がインスタントみそ汁にみそを入れ忘れる

5/4 別府署のベテラン職員が朝食をうっかり二度食べる

5/14 「階段はこの右です」の「す」の文字が剥がれる

6/5 34歳の警察署員、童顔だったため新人に間違われる

6/9 コンビニにヤギがつながれ、のち失踪する

7/11 警察署員が自分の車にふんを落とすカラスと仁義なき戦い

7/12 トイレの個室で用足し中に電気を消されるも、高まる節電意識にむしろ感心

7/16 ジョギングしていた警察官、誤って好タイムをリセット

8/12 カブトムシ30匹の入ったカゴが忘れ物として届けられるが、落とし主が見つからず山に解放

8/16 公衆トイレで用を足してから紙が無いことが発覚、通報を受けた警察官が紙を届ける

8/20 ジョギングしていた警察官、鳩のフンを間一髪で回避

8/31 セミ二匹が交番に侵入しようとする

9/13 階級章を忘れた警察官が手で隠していたところ、上司に「大丈夫か」と心配される

9/20 警察官英語で道案内するも、何言ってるか解らないと外国人困惑

9/21 試験を受けた警察官、聞き間違いで恥をかく

9/23 解体直前の無人ビルから謎の演歌、原因解らず

10/28 ドラッグストアに大型犬が侵入

11/22 行方不明のロボット掃除機、ベッドの下で電池切れだった

12/9 女子生徒が携帯を溝に落とすも、力持ちの警官がフタを持ち上げ無事拾う

12/17 警察官、忘年会で羽目は外さなかったが、靴底のゴムが外れる

12/18 夕方の空に謎の青白い発光物体、結局謎

報復

夕方の電車内で男子高校生2人。
A「昨日母さんと口喧嘩したら今日の弁当、二段とも竹輪だった」
B「マジで?竹輪だけww?」
A「竹輪10本、上の段にチーズ入った竹輪、下の段きゅうり入った竹輪だった」
B「お前の母ちゃん優しいなwww」
A「たい焼き買って帰って謝るわー」

裸の王様

仕立て屋「どうです王様、立派な服でしょう」
王様「うん? 何もないだろう」
仕立て屋「ははは、ご冗談を。これはバカには見えない服なのです。賢明な王様なら、当然、見えますでしょうに」
王様「いや着た感触もないから」

正当防衛

小学校の同級生にいつもフワフワドレスみたいな服を着てる可愛い子がいた。
ほんとに人形みたいで可愛かった。
お家も大きくてお庭も広いんだけど人の気配は皆無。
聞いたら父子家庭で父親は夜にしか帰らず基本、その子は放置。
夜中までコンビニをうろついたりゲーセンそばをうろついたり。
でも他人の家に上がり込んだり、そういうのはなかったみたい。

で、ある日その子が性的イタズラ目的で声掛けてきた男のアソコを噛み千切るという事件を起こした。
いくら暴行されそうになって抵抗したにしても小学生の女の子がアソコを噛み千切るなんてと大人たちは戦々恐々だったらしい。
もちろんその子は正当防衛で無罪放免。
でもその時の検査でその子が処女ではないと判明。
父親の慰みものになっていたそうで、その子は事件の後すぐに引っ越していった。
ちなみにアソコを噛み千切られた男は片目も潰されてたらしい。
色んな鬱憤が爆発したんだろうなと今でも母と話してる。

娼婦とおばあちゃん

ある少女の職業は娼婦だったが、彼女は自分のおばあちゃんにこのことを知られたくなかった。
ある日のこと、警察が娼婦の集団を手入れした。
少女もその集団の一員だった。
警察は、娼婦全員を一列に並べさせた。
すると、たまたま少女のおばあちゃんが通りかかり、少女を見つけてこう言った。
「あんた、なぜに並んでいるのだい」

少女は、事実を知られたくなかったので
「誰かがオレンジをただで配っているの。私も少し欲しいから列に並んでいるのよ」
と言った。
そしたら、おばあちゃんもオレンジが欲しかったので、列の最後尾に並んでしまった。

警官は、各々の娼婦から列順に情報を聞き出していた。
そして、おばあちゃんの番になると、警官はビックリ仰天して、こう尋ねた。
「あんた、そんな年食ってて、一体全体どうやってやるんだい」

おばあちゃんは答えた。
「ああ、簡単なことだよ。入れ歯を外して吸って吸って吸い尽くすのさ」

ドライブスルー

最近ドライブスルーでスマイル下さいって言うお客さん居なくなったなぁ。数回は言われた事あるけど戸惑って対応難しいよね^^;
勢いよく窓を開けて、いらっしゃいモスー!って言ったら白い目で見られたし・・・

タイミングを逃したせいで

兄(21・大学生)「・・・・・今年も来たか?」
俺(19・大学生)「来た。・・・・・・取りあえず、サンタさん来たよって報告しとく?」
兄「父さんに俺達がもうサンタさんいないことを知ってるって、気付かれるなよ」
俺「分かってるよ」

俺「おはよう父さん母さん、サンタさんからコート貰ったよ」
兄「俺もジャケット貰った」
母「あら、良かったわね(苦笑)」
父「二人とも、来年も良い子にしてるんだぞ(マジ)」
兄・俺「「はーい」」

いつまでこのイベントは続くのだろう。
社会人になったら、流石に無くなるかな?

親も子供も「サンタさんはいなかった」とカミングアウトするタイミングを逃して、このざまだ。

ちなみに親からもプレゼントが有るんだぜ。

盛んな年頃

正月早々ひどい悪夢が起きた。
家族や親戚が出かけている間に二階で寝てたら、いつ帰ってきたのか二まわり近く年上の兄嫁が現れいきなり服を脱ぎながら「やらないか」

どうやら自衛隊員でただでさえあまり会えない兄が昨年は被災地派遣で更に会えず、正月にやっと帰ってきたと思ったら子供達にばかり構ってご無沙汰、しかも普段から子供がいるとろくに夜の営みもままならないとのこと。
全力で断ったら
「若い女しか相手に出来ないなんて幼稚。大人の女を楽しませてこそ男でしょ」
「女は子供を産んでこそ美しくなるのよ。その魅力がわからないなんてまだまだ半人前ね。ほら、おいでよ、ホントはシたいんでしょ?盛んな年頃でしょ?」
等と言われベッドに登られたので、「いやホント無理です」と慌てて家を飛び出して友人のアパートに逃げた。
兄嫁の誘惑なんてそんなAVみたいなもんじゃない。寝起きにアジアン隅田に無理矢理なギャルメイクして薄毛の金髪ヅラ被せたような、ガリガリで色んなとこが黒ずんだ四十近い婆に盛られるとか何のホラーだよ…

各国語で「日本」を言うと

英語:ジャパン
韓国語:イルボン
ベラルーシ語:ヤポーニヤ
ロシア語:ヤポーニヤ
ウクライナ語:ヤポーニヤ
ポーランド語:ヤポーニア
チェコ語:ヤポンスコ
ドイツ語:ヤーパン
スペイン語:ハポン(キューバではヤーパンとも)
ベトナム語 :ニャッバーン

ベトナムちょっと来い

焼けてるのは……

弟が小学校低学年か、ひょっとしたらまだ幼稚園児だった頃。
家族で車に乗って移動中、イカの焼けるような匂いが漂って来た。
「お母さん、イカの匂いがする!(屋台で焼いてるイカを連想)どこかでお祭りやってるのかな?」
「そう?…あら、本当ね。屋台は見当たらないけど…」
小さな声で弟が「ぼく…」
「え?弟、そっちの窓の方に屋台見えた?」

「焼けてるの、ぼく…」

車内が沈黙に包まれました。
次の瞬間、「ぎゃー!!」「はやく、水!氷!病院…いや、家に帰ったほうが早い?!」
と車内が修羅場になりました。
当時、後部座席にも、タバコ用のラジエントヒーター?がついてて、なぜだか弟は好奇心でそこに指を押し付けたらしい…orz

後日、「痛いなら泣いてくれればすぐわかったのに!」と言った所、
「もう、どうしていいかわからなかったんだ…」とのことでした。バカスw

この弟、「今日は迷子にならないよ!」と宣言して5分で迷子になるわ、洗濯物から蜂が飛び出して来て刺され、針を抜く為にロウソクを垂らされるわ(しかもクリスマスの残りで緑w)、学校で友達にタマ蹴られて紫色に腫れあがり大事な物を喪いかけるわで毎回毎回それを目撃するこっちが修羅場るという…この手の話題には事欠きませんorz

80歳の爺ちゃん

近所に80歳の爺ちゃんが居たんだ。
金を持ってて、こち亀両津の爺ちゃんを想像してくれたら良いと思う。
あるとき凄く若く可愛い女性を連れていたので、「お孫さんですか?」と聞いたら
「嫁じゃ」「妻です」と同時に返ってきた。
聞けばつい最近結婚して籍を入れたとの事。
あとで爺ちゃんにこっそりどうやったのか聞くと、

「な~に、20歳ほど年齢をサバ読んで求婚しただけだよ」って笑ってた。

洗濯物をたたんであげた

最近、パパが早く帰ってくるから嬉しい。
最近は学校から帰ると毎日家にいる。
いっぱい遊んでもらえるの。だから、とても幸せ。
この前は、パパとママとリサので洗濯物をたたんだ。

干してあるヤツをたたみ、押し入れにしまったの。
とっても上手にできたんだよ。だから、今は毎日やってあげるの。
こないだ学校から帰ったら、パパもママもいない。
退屈だからまた洗濯物をたたんであげた。

でも、パパとママのズボンはまだたたんでない。
いつもと違い部屋に干してあるけど、いくら引っ張っても取れない。
ズボンにくっついてた靴下は取れたんだけど。

だからまだ部屋にぶら下がったまま。

着物で着飾ったお姉さん

小一の頃。成人の日。母親と出かけた日のこと。
母が目を離した間に、寒さで凍結した地下鉄の階段の一番てっぺんから足を滑らせて落下した。
落下する途中、綺麗な着物で着飾ったお姉さんに追突し、お姉さんもろとも踊り場に落下した。

お姉さんは着物を汚し、私は鼻血を出してピギャーと泣いた。
しかし、起き上がった彼女はそんな私を怒鳴ることもせず、
「大丈夫?お鼻痛かったねー。」と優しく言って私の頭を撫で、持ってたハンカチで私の鼻を拭ってくれた。
母があわててやってきて、「本当にごめんなさい。クリーニング代出しますから」
と言ったけど、お姉さんは「もう帰るとこだし、いいです」とニッコリ笑って、母の差し出したウエットティッシュだけ受け取ると、去っていった。

今では私も20歳を越えて久しいけど、あそこまで人間できてない・・・

結婚とかも、ちょっといいなって思えたよ

11月始め、お祖父ちゃんが入院した。
その時からお祖母ちゃんは毎日欠かさず見舞いに行っていた。
見舞いというより軽く介護だったかもしれない。
バスで行くには遠い所だったので、大体は姉が車を運転し一緒に病院まで行っていた。
そんで長くて半日ぐらい二人でお祖父ちゃんの所にいた。

後から姉に教えてもらったが、お祖母ちゃん、帰る時に姉がいないとお祖父ちゃんにキスしてから帰っていたんだそうだ。
それ聞いた時、お祖母ちゃん本当にお祖父ちゃんが好きなんだなって思った。
頑固でちょっと細かいお祖父ちゃんの言うことに素っ気ない返事してたりしてたお祖母ちゃんだったけど、何かすごい暖かくなった。

先日、残念ながらお祖父ちゃんは亡くなったが、この前古いアルバムを見せてもらった。
それを見ながら昔のお祖父ちゃんの話をするお祖母ちゃんが、何だかとても可愛く見えた。
結婚とか考えたことも無かったけど、ちょっといいなって思えたよ。
ありがとうお祖母ちゃん。

親子

一人で出掛けた時、インドカレー屋に入った。
隣の席には、父母娘と思われる家族連れ。
4人用のテーブルの、壁際ソファー席に母と娘。
向かい側のイスに男性。
聞こえてくる話を総合すると、どうやら娘連れシングルマザーと、再婚を希望する男性らしい。

優しく話しかける男性に、目を合わさずオモチャを触っている娘(2~3歳くらい)
しばらくして私のカレーが運ばれてきた頃、
「だっこする?」
と母親が男性に聞いた。
緊張しながら抱き上げる男性。
少しして、母親の方にぐずりながら手を伸ばす娘。
「やっぱり駄目か」と、男性が残念そうに娘を母親に渡そうとした。

その時、娘が男性の手をグイッと引っ張り、自分の横に座らせた。
狭いソファー席に、母娘男性が横並び、ギューギュー積め。
男性も母親もビックリしていたが、すぐに笑い声が聞こえる楽しそうな食事を始めた。
私が食事を終えて精算してると、その家族連れもレジへ。
男性に肩車されてた娘は、すごくいい笑顔だった。
なんだかジーンときて、その家族の幸せを祈りながら店を出た。

うちは祖父が物凄い甘党だ

うちは祖父が物凄い甘党だ。
祖母が言うには、若い頃、ぼた餅28個平らげた記録を樹立しているとのこと。

そんな祖父がやらかした事件。
戦後間もない頃、祖母が大事に取ってあった砂糖がなくなるという事件が発生。
祖母が小さかった母に「怒らないから、正直に言いなさい」と詰問したところ、離れたところに座っていた祖父がぼそっと言った。

「すまん、俺が食べた……」

今はちょっと糖尿っ気があるので、その祖母に厳しく甘いものを制限されているが孫たちは折りを見てはじいちゃんに甘い土産を送り続けている。

猫に挨拶してみたら

今日の夕方、農道をそそくさと歩いている猫がいたからニャーって挨拶したら、猫が立ち止まってニャーって返してまたそそくさと歩いてった。

いい気分だ

うちの生徒指導の先生ね…そっくりなんだよ

バスにて、女子高生が二人話していた。
A「うちの生徒指導の先生ね…そっくりなんだよ」
B「誰に?」
A「キングクリムゾンに」
B「…ああ、ロバートフリップみたいな顔?」
A「違う違う。スタンドのほうの」
B「え…」

えwwwww

お母さん助けて

母が亡くなった一週間後に疲れから高熱を出して寝込んだ。
「お母さん助けて」
と、思った時に両腕が、すっと上に引っ張られてそのまま3時間。

明らかに母に手を握りしめられてる感覚がした。

その後、腕が自然に動き指先で平仮名で文字を綴り始めた。
処分して欲しいもの、気になっている物の場所など教えてくれた。

気持ち良くて眠ってしまい、朝になったら嘘のように熱が引いていた。

母に教わった場所を探したら、言われた通りのものが出てきたので、びっくりした。

でも護ってもらえてると思ったら、すごく気持ちが安らいだ。

母1人子1人で、ずっと生きてきたから、よほど心配してくれているのだと思う。

心配かけないようにしなくちゃな…
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どこかで見たことのある話を載せていきます。

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