明らかに俺は優遇されすぎていた

大卒から勤続8年目。
俺は上司含め、同僚が苦手、というかあまり好きではなかった。

ワイワイと騒ぐ職場で馴れ合いもせず、昼飯や飲みも付き合いはするが仲良い同僚なんてのもいなかった。

そんな俺の性格を理解してか、周りもあまり俺に近づいてこようとはしなかった。(仕事外ではね)

ある日外回りから帰ってさっさと席につきコツコツと事務処理をやっていた時の事。
上司が近づいてきて、「○○く~ん、このあいだの件(極秘な)ゲットできたらしいな、よくやった!」
…普段どんないい事しても褒めもしない上司が、褒めた。
しかも超笑顔。

さらに部下が
「○○さん、明日某客先に行くんですけど、教えてもらえますか?」
って、普段怖がってか俺に聞かないで俺より下の奴に質問してるおちゃらけ若者が俺に質問してくる。

とどめに女の子がコーヒー持ってきてくれたり。
明らかに俺は優遇されすぎていた。おかしい。
この時期に昇進か?まさか転勤…妻子も家もあるのに。
って考えてたら。
やたら背の低い影が俺に近づいてきた。


息子だった…


びびって椅子からころげ落ちた。
どうやら幼稚園で父の仕事を発表する事があるらしい。

聞いてない。

のは俺だけで、嫁が事前に上司に許可もらってたと。
それで皆おかしかったのか、息子もなんだか嬉しそうだしいいのかな。
普段の俺を見たら寂しそうだなぁとか思ってただろうな。

その夜飲み会があった。今回の件、課長が根回ししてくれてたり、うるさい若者が自ら話しかけにきたいと言った事とか、いろいろわかった。
泣いた。

それからは仕事に感情をだせるようになった。
仕事が、職場が楽しいと思えるようになった。

そして息子の発表会は行けなかったが、とても誇らしげに語ったみたい。

皆大好きだ!
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細川忠興、小堀遠州を助ける

小堀遠州と細川忠興は共に、世に文化人大名として認識されていたが、忠興は遠州のことを酷く嫌っていた。かつて二条城で二人が出会ったとき、挨拶しようとした遠州を忠興は無視して通り過ぎたこともあった。「遠州の茶道は武士のたしなむものではない」
忠興はそのように思っていたらしい。

その、遠州に危機が訪れた。
かれは幕府の依頼で五機内の天領の管理を任されていたのだが、あるときそこに、幕府の財政調査が入り、遠州管理下での財務が、大幅な赤字に陥っていることが判明した。
「遠州は責任を取って切腹させられる」「小堀家もお取り潰しか」
遠州には、大名幕臣にも多くの弟子や友人がいたが、事は幕府天領の問題。幕府を恐れ、誰も、遠州のために動けずにいた。

このとき、一人の大名が声をあげた。
細川忠興である。

「遠州は名高き数寄者である。このような過失により彼を滅亡させてしまっては、天下の名器を失うと同じではないか」

そしてかれは、すぐさま遠州に一千両を届けた。
これを聞いた遠州の友人、知人、そして茶の道を嗜む多くの者たちが、忠興に続けと、次々と遠州に寄付を申し出た。
たちまちのうちにその金額は借財の倍にもなり、遠州は無事、この危機を乗り切った。小堀家は、改易を免れた。

感激し、感謝の念を伝えた遠州だが、、忠興はそれ以後も以前と同じく、遠州の芸術を断固として認めなかったという。

板倉重矩と板倉家伝来の弓

島原の乱で戦死した板倉重昌。彼の長男で、父とともに従軍もした板倉重矩と言う人が居るが、彼にこんな話がある。

重矩の邸宅の居間には、祖父、板倉勝重より伝来の弓を飾っていた。
ところがある時、近習の者の一人がふとこれを素引きしてみると、過って折ってしまった。
この者大いに驚き慌て、嘆きながら老臣に事の次第を告げた。

老臣「なんということを!その御弓は当家代々の御重宝の一つではないか!殿の御気色はいかばかりか…」
そう叱責し、この近習を一室に閉じ込め、重矩の帰邸を待った。

さて、重矩帰ってこの事を聞くと、その近習を呼んでくるようにと命じた。
近習、これを聞いて、きっと手討ちにされると大いに恐れながら御前に出ると、重矩、

「居間の弓を折ったのはお前か?」

「ははっ」

「お前がいつも奉公のことを考えている事、わしはいつも喜んでいる。さて、あの弓だが、あれは万一何事かあった時、護身の為置いていた物だ。しかし、お前が素引きをしたくらいで折れるような物であれば、わしが引いても必ず折れただろう。もし万一の時にこれを用いれば、酷く恥をかいたことであろうな。何事も無いときに折れたのは、これはわしにとって吉事と言うべき事である。お前は何も、わしに迷惑となるような事はしていないぞ。」

この言葉に、弓を折った本人は言うに及ばず、近習の仲間の者たちも皆涙を流し、この人の為ならば命を落としても惜しくは無いと、思い定めたとのことである。


そんなちょっといい話。

転ばせてしまったお地蔵様参り

高校1年の秋の終わりにお地蔵さまを倒した。
実家は凄い田舎で山際の畦道を自転車で通学しており、木の葉が落ちて道に散乱し雨が降った後だったので滑りやすくなっていた。
そんな条件の中で理由もなく、急いで自転車を走らせていた私は落ち葉で滑り自転車から投げ出されるようにして転んだ。
痛みと泥だらけになった事にショックを受けながら、滑って明後日に行ってしまった自転車に跨ろうと見てみたら、自転車は道端に鎮座していた古いお地蔵さまにぶつかったようで、お地蔵さまが背中を枯葉や土まみれにして横たわっていた。

特に信仰心が強い訳でもないが「これはまずい」と血の気が引いたのを覚えている 。
非力だったので10分程度の時間をかけお地蔵さまを元にあったであろう所に戻し、泥だらけのお地蔵さまをタオルハンカチで可能な限り丁寧に拭いた。(つもり)
あまりにも泥だらけだったし、膝や頬を擦りむいていたのでその日は学校を遅刻する事にして家に戻り着替えた。

その日の帰り道、お地蔵さまに「今朝はすみませんでした」と手を合わせたがそれからしばらくはお地蔵さまが気になって仕方がなく
「謝るだけじゃ祟られるかもしれない」と不安になり学校のある時は毎日毎朝お地蔵さまに手を合わせるようにしてみた。
時々、庭に咲いたバラをお供えし、夏はペットボトルに麦茶を入れたのをお供えにしてみたり…そんな事を卒業するまで続けていた。
高校を卒業し進学の為引っ越すにあたりお地蔵さまに最後の挨拶に行った際
「大学に行くので明日この町を出ます、今日限りでお地蔵さまへのご挨拶が出来なくなってしまいますがどうかご容赦下さい」
と心中で呟いたら
「もう気にしてないから、達者でお行き」とお爺さんの声が私の後ろから聞こえた。
びっくりして振り向いても誰もおらず私はかなり動揺しながら帰宅。
母に話してみても怪訝な顔をして「何言ってんの?」と言われるだけだった。

それから数年経ち、結婚妊娠し里帰りしたらまだあのお地蔵さまがあったので久々に手を合わせてきた。

良いパンツ

白いパンツがいいとか青いパンツがいいとか、くだらぬことだ。 
見えたパンツが良いパンツなのだ。

風変わりなA

高校の同級生A。 
ちょっと変わってて、一言で言うなら(言い方は悪いが)『明るいぼっち』。 

五月のある日、体育の時間に長距離走をしていた。 
クラスでも有名な運動音痴のAは案の定ゆっくり走ってた。 
しかし何周目かに私が追い付きそうになった瞬間、突然すごいスピードでトラックから逸れて校庭の境界?のフェンスまで駆け出した。 
そしてそのままフェンスをよじ登って学校外に出てしまった。 
唖然としている私に町の方に降りたAが、危機迫って 
「松本(仮)!先生呼んでこい!」と叫んで走っていった。私の名前は松井(仮)だ。 
慌てて先生を呼びに行ってフェンス際まで戻ったら、道路に倒れた女の人を介抱しているAの姿が。 

すぐに救急車を呼び、女性は事なきを得た。(後で聞いた話によると心不全?だったらしい) 

後日、Aに本当は運動が得意なのかと聞くと、 
「50m走11秒なめんな。多分リミッター外れてたんだよ」と笑っていた。 
ちなみに彼は集会で表彰されることになったが、土壇場になって 
「筋肉痛が酷いので」と保健室に行ってバックレたのが一番の武勇伝。 

この春某大を卒業して出家したと聞いたので記念カキコ。 

大自然に比べれば人間の悩みなんてちっぽけ

192 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/02/18(月) 18:18:29.01 ID:NIC5ZYcv0 
お前らも家族にニート抱えてるやついる? 
どーしてんの? 


221 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/02/18(月) 18:34:38.41 ID:R6vWORHIO 
マチュピチュにつれてけ 
俺の兄はそれでなおった 


241 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/02/18(月) 18:59:41.14 ID:bXvKE+uJO 
>>221 
訳わかんねぇよwwwwwwwwwwwwwwww 


243 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします2013/02/18(月) 19:14:37.68 ID:R6vWORHIO 
>>241 
ほんとだってww 
俺の人生で一番行きたい場所がマチュピチュだったんだけど、 
親父が定年退職した機会に連れてってくれることになったのに、 
俺はインフルエンザになっちゃって、でもキャンセルはもったいないから 
ヒキニート歴約10年の兄を無理矢理つれてったんだ 

俺は正直ベッドで泣いた 
でも兄が帰ってきたらすっげ生き生きしてんのマジで 
『また行きたかったら自分で稼げ』って親父に言われて『うん!』って言ってたんだよ 
俺と母ちゃん唖然ww 
いまスーパーのレジ打ちしてるよ

お巡りさんのアドバイス

昔、友達が好きな娘の下駄箱にラブレター入れて、OKなら公園に来て欲しい、と書いたらしいが、公園で4時間待ってたが誰も来なかったそうだ。

しかも暗くなっても意地になって待ってたら、とうとうパトロール中のおまわりさんに職質され、正直に事情を答えたら、
「そんな回りくどい顔色を伺うようなやり方は良くない、まあ来ないからにはダメなんだろうが、それでも明日、本人に面と向かって自分の気持ちを言い、それで駄目ならあきらめも付くだろう」と、アドバイスされ、男なら頑張って来いと励まされたそうだ。

で次の日にホントにそうして話してみたら、相手の娘も悩んだ挙句に結局行かなくて、でも悩んでたところだったそうで、じゃあ友達からってんで、そのまま付き合い始めた。
その後嬉しくて、お巡りさんに報告したんだけど、自分も半分面白がって交番について行き、そのお巡りさんに自分にもいいアドバイス下さいよ、とか冗談を言ったりしてた。

それで彼らはその7年の付き合いを経てこの4月に結婚する事になり、仲人がそのお巡りさんだと聞いて驚いた。なんでも婚約した後、そのお巡りさんの事を思い出し、苗字しか知らなかったので、警察を尋ねて転勤先を教えてもらい、訪ねて行ったそうだ。
お巡りさんも憶えてて、仲人を頼まれて感激してたとの事。
色んな縁があるなぁと思い、そして何故オレには良縁がないのかとなんか暖かくも空しさ漂う複雑な気分の今日この頃・・・

駅で戸惑っている年配の女性

先週のお昼どきのこと。
JR大阪駅で、明らかに戸惑っている年配の女性を見つけてしまい
「もしかして駅の名前が見えにくいですか?どこまで行かれますのん?」
って訊いたら放出(はなてん)だと言う。読めなかったらしい。
京橋駅まで行って片町線に乗り換えて2駅めですよって説明したけど、いまいちわからないみたいで(しかも片町線には学研都市線という別名もある)私は天満駅で降りるので、電車に乗ってすぐ
「すいませーん、誰か京橋駅で片町線に乗り換える方いませんかー?こちらの奥さんを案内してあげて欲しいんですけどー」
って呼びかけたら、「あー、俺行けますわ」って20歳くらいの男性が手をあげてくれた。
それでちょっと雑談して電車降りた。おりる前に深々と頭下げてくれて恐縮した。
あの満員電車内で呼びかけるのには勇気が要ったけど、言わなかったらスーッとできなかったと思う。私頑張った!

イジメが急に止んだ理由

スーッとはしないかもだけど、母の話。

うち母子家庭で、オカンが遅くまで仕事してたから昔小学校終わってから託児所?みたいなとこに預けられてたんだ。
あたしが2年の時、そのホームの一学年上の女の子Aから目の敵にされていた。
もう殴る蹴る当たり前。背中に鉛筆刺されたりした。
Aからのいじめは結構長い間続いてたんだけど、それが急にピタっと止んだんだ。
いじめるどころか面倒みてくれたり遊んでくれたり、もう別人みたい。
丸くなったっていうのかな、Aは今までいろんな子と揉めてたけどそれもなくなった。
あたしもすっかり今までのこと忘れて、ほぼ毎日一緒に遊んでた。

長い間不思議に思ってたんだけど、最近になってそれは母のおかげだったと知った。
当時の母、なんとかならんもんかとAの通ってた保育園を訪ね、情報収集。
先生によると、Aも母子家庭。
母親はAが悪さをすれば、理由も聞かずに怒鳴る殴るの人だったらしい。
その次の日から、母はAに対して親しく接するようになった。
休みの日一緒になって遊んだり、悪さしたらあたし諸ともしばいたり。
母がホームに迎えにくるたびにAが「おばちゃーん!!」って笑顔で寄ってきてたのを覚えてる。
今思うとものすごい懐いてたな。

母いわく
「結局、Aも寂しかってん。親でも誰でもいい、思いっきり愛情もらえば人にあげる方法もわかるもんや」
だそうだ。
普段アッパラパーな母なだけに、ちょっと尊敬してしまった。
Aとは中学から別になったけど、10年以上たった今でもうちに泊まりに来る。
この前家に帰ったら母とAが一緒に餃子つくっててびっくりしたw
プロフィール

ナイア

Author:ナイア
どこかで見たことのある話を載せていきます。

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